子どもを守れ


メンタルケアについての間違った認識を文部科学省が広めています。
放射能を正しく理解するために:文部科学省
「放射線を正しく理解するために」のメンタルケア部分について反論します。
わたし自身は精神疾患もあります。精神的な病への無理解を助長する文書でもあり、極めて遺憾です。

放射能に関しては、次のブログ記事を参照してください。
#save_children 【添削】出来ましたよー 「放射能を正しく理解するために」 RT 素晴らしいです

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災害時の子どものこころのケアとしては、日々の普通の生活を
送って、教職員、保護者、友人などとの人間関係で安心感を持
てるようにすることが基本です。
福島市・郡山市などの放射能汚染地域で、普通に生活をすることは不可能です。

保護者のふさぎこんだ気分や不安は、子どものこころの不安
定さにつながります。放射能問題については保護者が正確な
知識を持ち、必要以上に心配しすぎないことが重要です。
安全デマによる保護者の安心は、子どもの安心につながります。マスクなどの防護が難しくなります。

いじめや心的外傷後ストレス障害(PTSD)などは災害時の子ど
ものこころのケアの一部ですが、個別の対応が必要な場合に
は病院など専門の窓口に相談しましょう。
マスクをすることが、いじめの対象になる危険があります。正しい知識を共有することが大切です。
精神科や心療内科は、怖いところではありません。専門家に相談しましょう。


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はい

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心とからだはつながっています
避けられたかもしれない体の不調は、将来の精神的な不調を限りなく大きくしてしまいます。

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地震・津波の被災者の方は、注意が必要です。放射能汚染では、当てはまりません。

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地震・津波の被災者の方は、注意が必要です。放射能汚染では、当てはまりません。
初動での政府の情報隠匿により、お子様に不必要な被曝をさせてしまったご両親などが、強いストレスを受けている可能性があります。心当たりがある方は、精神科の受診をおすすめします。
将来、お子様に健康被害が発生した場合には、強いストレスを受けると思われます。その場合にも、精神科の受診をおすすめします。

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放射能のことを必要以上に心配しすぎてしまうと
かえって心身の不調を起こします
放射能のことを適切に心配する必要があります。
目の前の心身の安定の為に、将来の健康被害から目を背けてはいけません。


放射能のことをいつもいつも考えていると、その考えが
ストレスとなって、不安症状や心身の不調を起こします。
福島市・郡山市など放射能汚染地域で授業を行うなら、不安症状や心身の不調を覚悟してください。

もし保護者が過剰に心配すると、子どもにも不安が伝
わって、子どもの心身が不安定になります。
もし保護者が不適切に安心すると、子どもに安心が伝わって、子どものマスクなどの防護ができなくなります。

不確かな情報や、人の噂などの風評に惑わされず、学
校から正しい知識と情報をもらって、毎日、明るく、楽しく、
仲良く、安心した生活を送ることが心身の病気を防ぐ一番
よい方法です。
政府・文部科学省・学校の風評に惑わされず正しい知識を得ることだけが、心身の安定につながります。

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放射能は伝染しませんが、不安な気持ちは伝わります。
放射能は伝染しませんが、間違った安心な気持ちは伝わります。結果として、防護を難しくします。

ストレス反応を少なくするためには、子どもが安全な日常生
活をおくり、身近な人との親密なつながりを実感でき、安心
感を取り戻すことです。
福島市・郡山市などの放射能汚染地域で安全な日常生活をおくる事は、不可能です。ストレス反応は覚悟してください。

放射能について過剰に心配しない、させな
いことが大切です。
放射能について正しい知識で防護する、防護させることが大切です。

もし、ストレス症状のために日常生活に支障が出たら早
めに病院など専門の窓口に相談をしましょう。
精神科や心療内科は、怖いところではありません。通院を決意するのが治療の第一歩です。