子どもを守れ


ふくしま市政だより 速報版 特集号 に対する添削とコメント
3月下旬くらいの文書と思われます

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○チェルノブイリと違い健康リスクは全くない

全く違います。
放射線量が大幅に違うとは考えられません。
福島市の一部は、チェルノブイリの移住必要区域の基準を上回っています。(ブログ記事


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○「外部被ばく」と「内部被ばく」
被ばくには「外部被ばく」と「内部被ばく」の2種類があります。
外から皮膚などに放射線を浴びる外部被ばくは熱線によるもの。20〜30km先では絶対
にありません。
今回問題なのは、体内に放射性物質が入って被ばくする、内部被ばくです。放射性物質
は風によって飛散していくからです。なお、飛び方は風向きによって変わります。

外部被ばくに関しては全く違います。飛散した放射線物質からの放射線を身体の外部から浴びるのが外部被ばくです。原発からの放射線が直接届くことはありません。
外部被ばくでも健康被害が発生しますが、体内に放射性物質を取り込むことによる内部被ばくでの健康被害がさらに大きくなる可能性があります。マスクなどでの防護が必要です。水・食品から摂取しないことが重要です。


○現状は危険ではない
よく「最悪のシナリオ」と言われますが、それでも屋内退避の区域を広げないのは、現
状が危険ではないからです。
放射線は確かに細胞を壊します。1ミリシーベルト(=1,000マイクロシーベルト)で
遺伝子1個に傷がつきます。しかし、生きた細胞には修復機能があり、100ミリシーベルト
でも、壊れた遺伝子100個の内、間違って修復してしまい、がん細胞になりうるのは1個程
度。そんなレベルの健康への影響です。
10マイクロシーベルトや50マイクロシーベルトでは、細胞は傷つきません。

危険でしたし、いまも危険です。事故初期には、パニックを避けたり避難難民を出さない必要があったと考えられます。しかし、適切な防護方法を示すべきでした。多量の放射性物質が浮遊していた時期の内部被ばくの拡大は、人災を通り越して犯罪です。
細胞を傷つける比率に疑義がありますが、くだらない問題なので調査しません。
放射線量に比例してDNAが傷つき、ほとんどは修復できますが、確率的にガンなどの疾病につながります。安全な放射線量はありません。10μSv/h は、たいへん大きな線量です。1週間積算で 1.68mSv に達してしまい、年間許容線量の 1mSv を上回ります。


○体内に入る放射性物質は空気中の1/100
福島市内の環境放射能の測定値は、一番高いときの約20マイクロシーベルトから10マイ
クロシーベルト以下に下がっています。この数値の意味は、1時間の間これだけの放射性
物質がこの場所にあるということですが、屋内では約10分の1、体内に入るのは約100分
の1になります。
しかも、放射性物質は不安定な状態なので、安定した状態になろうとし、放射線が弱
まっていきます。半分になるのを「半減期」と言いまして、ヨウ素の場合は8日で放射線
が半減します。体内に入って、ずっと残っているというのは誤りです。

木造家屋の低減係数は、浮遊放射性物質で 0.9 、沈着した放射性物質で 0.40 です。(原子力施設等の防災対策について 94ページ)
体内に入る比率に疑義があります。出典を示して欲しいです。
「1/100」しかとの印象操作は、内部被ばくによる健康被害を広げてしまいます。
「1/100」も取り込まれてしまえば、放射線量は距離の二乗に反比例しますから凄まじい線量になるとも言えます。
ヨウ素131の半減期は 8日。セシウム137の半減期は 30年です。


○全ての安全基準は、赤ちゃんを基準に作られている
空気中の放射能も食べ物の放射能も、設定された安全基準値は、1年間その量を浴び続け
たり、食べ続けると問題になる可能性がある数値を、単純に1回に換算しているものです。
今回の事故による、放射能による市民の皆さんの健康影響は微々たるもので、監視の必
要はまったくありません。特に大人、成人男性の放射線の感受性はほとんどありません。
妊婦や赤ちゃんについてはご心配だと思いますが、全ての安全基準は赤ちゃんを基準に
作られていますので、安全基準を超えなければ安心いただいていいと思います。

なんど読んでも目眩がします。
全く違います。犯罪を超えています。比較するなら、アウシュビッツです。



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Q
ヨウ素は半減期8日とのお話だったが、
同じ放射性物質でもセシウムは半減期30
年。危険ではないのか?
A
セシウム137は、体内に入ってもほとん
ど尿として出てしまいます。一部は筋肉
に入りますが、代謝など人体の生理的な
働きで体外に排出され、約70日後には取
り込まれた量が半分になります。
チェルノブイリ周辺で、セシウムを含
む食品を食べ続けた人の数は数百万にも
上りますが、健康被害は出ていません。
水道水についても、フィルターで除去
されヨウ素しか残りません。ただし、井戸
水はしっかりと測定する必要があると思い
ます。

セシウム137の生物学的半減期は70日ですから、490日で128分の1になり1%以下になります。長期間の内部被ばくが続きます。
チェルノブイリで続発している健康被害のうち、甲状腺癌以外の健康被害の主要な源泉と考えられます。
井戸水に注意すべきという点は、同意です。


Q
福島市の水道水は安全か?
A
現在の、基準値内の水を飲んだりしても
全く心配ありません。基準値を超えた場合
には、国などからきちんと指示が出ます。

物流が滞っているような状況では、暫定基準値を超えない水道水を飲むことが可能です。
放射線被ばくは、被ばく量に比例して健康被害が生じます。放射性物質を体内に取り込む内部被ばくをできるだけ避けるために、可能なかぎり放射性物質を含まない水や食品を摂取してください。特に、胎児・幼児・子どもなどは放射線感受性が高いですから、注意を怠らないでください。


Q
福島市の放射能数値だけ高いが、盆地と
いう地形や立地条件など、高くなる要因が
あるのか?
A
風向きと地形と気温によります。盆地と
いう要因も考えられます。

同じ答です。


Q
福島市内で生活する上で、こうすれば安
心というのを具体的に教えてほしい。
A
環境放射能が100マイクロシーベルトを
超さなければ、全く健康に影響を及ぼしま
せん。

100マイクロシーベルト/時は、法外に高い放射線量です。10マイクロシーベルト/時なら、1週間で年間許容量の1ミリシーベルトを超えます。1マイクロシーベルト/時では、年間で8.7ミリシーベルトの被ばくをします。
生涯累積100ミリシーベルトの被ばくで、0.5%が致死ガンになります。被ばく量に比例してリスクが高まります。
内部被ばくは、個人差が大きくなりますから防護して出来る限り被ばく量を小さくしてください。マスクなどでの防護や放射性物質を含む食品の摂取を減らしてください。


Q
子どもを屋外で活動させても大丈夫か?
A
大人は100マイクロシーベルトでも大丈夫
ですが、子どもは1/10の高いハードルを課し
て10マイクロシーベルトを基準に考えていま
す。実際は大丈夫だと思いますが、国では念
には念を入れて基準を設定しているんです。

出来る限り屋外に出さないでください。前問も参考にしてください。
数マイクロシーベルト/時は極めて高い放射線量です。
特に、放射性物質が浮遊している状態でしたから、呼吸による内部被ばくに厳重に注意する必要があります。
外出する必要がある場合には、マスクなどで防備してください。


Q
自分の車に黄緑色の雨の跡が残ってい
た。これは放射能ではないか。
A
放射性物質は目に見えません。心配の必
要はありません。

放射性物質は、空気中のチリやホコリとともの飛散します。放射性物質は目に見えませんので、なんとも言えませんが、放射性物質が付着したチリやホコリの可能性もあります。極めて高濃度とは思えませんから水などで洗い流してください。


Q
乳製品が汚染されているようだが?
A
放射性物質が降ると牛乳に濃縮され、放
射性ヨウ素が高く出ます。チェルノブイリ
でも、子どものがんが増えたのは汚染され
たミルクを飲み続けたのが原因です。です
ので基準値を超えた牛乳は、日本でも飲ま
ずに捨てようということになっています。

おおよそ同じ答です。
暫定基準値を超えないからといって安全とはいえません。被ばく量に比例してリスクが高まります。
出来る限り放射性物質を含まない食品を摂取してください。


Q
洗濯物は屋外に干してもいいのか?
A
現在の福島市のような、一桁のマイクロ
シーベルトのレベルでは心配ありません。
ただし、屋内退避に指定されている場所で
は、室内に干す方が安全です。

0.6マイクロシーベルト/時で放射線管理区域。0.11マイクロシーベルト/時で法律で定められた1ミリシーベルト/年になります。
放射性物質が飛散している状況では、屋外に干してはいけません。現在の状況では、風がある場合には、屋外に干さないほうが良いです。洗濯物は、屋外に干さないほうが安心です。


Q
ガソリン不足で、約2時間かけて自転車で
出勤している。大丈夫か?
A
大人は現状のレベルでは全く影響ありま
せん。大丈夫です。

好ましくありません。被ばくにより将来の健康リスクが高くなります。仕方が無いという判断は可能です。


Q
結婚したばかりだが、近い将来赤ちゃん
がほしいと思っている。今の状況が大丈夫
かとても不安だが、出産に問題はないか?
A
ある一定以上浴びると良くありませんの
で、例えば現在の状況が1カ月以上収束し
ないようなら、対応を考えた方が良いと思
います。しかし、今の状況が1週間程度で
収束するなら何ら問題ありません。

被ばくによる被害として、遺伝的な障害がありますが、不妊もあります。
将来の出産を希望される場合には、できるだけ被ばくを避けてください。
これは、近い将来だけでなく、女児に関しても該当します。



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生涯での被ばく量に比例して健康被害が生じると考えてください。
違う学説もあり確定しているとは言えません。


暫定基準値に関しては、数々の批判もあります。
できるだけ被ばくを少なくする観点から、できるだけ放射性物質を含まない食品を選ぶべきです。