子どもを守れ


まずは、「おまけ」から
世界中の自然放射線源(高LETと低LET両方)による平均年間被曝線量は、一般的に1〜10 mSvの範囲内で、現在の推定値で中央値 2.4 mSvと考えられている。(BEIR-VII 「一般向け概要(Public Summary)」4ページ )
この値が、テレビなどに出ています。
低 LET 放射線による世界人口の年間平均放射線被曝量の合計は、0.2 mSv から 1.0 mSv の範囲にあると一般的に考えられ、中央値は現在 0.9 mSv と推定されている。(BEIR-VII 「一般向け概要(Public Summary)」4〜5ページ )
低LETだけなら、0.9 mSv です。

別の例示としては、低 LET の自然「バックグラウンド」放射線(ラドン等の高 LET 放射線を除く)の生涯(70 年)被曝で 100人中約 1 人にがんが発生することになる。(BEIR-VII 「一般向け概要(Public Summary)」11ページ )
自然放射線は健康に影響があります。
健康に影響が無いという説明は、間違っています。
もちろん、誰の責任でもなく避けられない被ばくですから受け入れなければなりません。


年間1ミリシーベルトの意味:

放射線被ばくによる健康被害は、「しきい値なし直線仮説」(LNT)リスクモデルが適切です。健康に影響が無い被ばくはありません。

では、
どんな小さな被ばくでもビクビクしながら暮らすべきでしょうか?
原子力発電には異議がありますが、恩恵を受けていた受けているのも事実です。(今後は不要と考えています)

このような条件で、放射線の専門家だけでなく、世界の偉い人達が政治的な影響や経済的な影響も考慮しながら、何年も議論を重ねて決めた値。
それが、年間1ミリシーベルトです。

ICRPは、こんな表現を使っています。
(239) 1mSv 以下
計画被ばく状況に適用され、被ばくした個人に直接的な利益はないが、社会にとって利益があるかもしれない状況(例:計画被ばく状況の公衆被ばく)

国際放射線防護委員会(ICRP)2007年勧告(Pub.103)の国内制度等への取入れについて−第二次中間報告−:文部科学省 84ページより


人口放射線による被ばくの基準値である 年間 1ミリシーベルト は、
自然放射線による被ばくの中央値である 年間 0.9ミリシーベルト に近いのも偶然ではないと推測します。


資料:
#save_children 【まとめ】政府・自治体・マスコミのデマに騙されない為の国際的な文書