東電が突如として膨大な資料を公開したようです


2011/09/09 20:01:39
(要精査)【TEPCO 東北地方太平洋沖地震に伴う原子炉施設への影響について】http://t.co/jqHkJAg 565頁のPDFファイルがリンクされている.MAAPを用いた炉心の状態なども記載.

2011/09/09 22:59:52
本日の夕方6時半からの東電会見。突然、東電が3.11から3.19までの中間報告を保安院に提出したと発表。今、すべてプリントしたが、なんと565頁! この報告書の提出、政府にも事前に知らされず。

2011/09/09 23:06:49
この東電の「抜き打ち」の報告書提出を受けて、保安院は今夜9時から緊急会見を行ったが、担当官すら中身を読まないままの会見という「異常事態」に。IWJの中継班が急行したが、到着したのが9時15分。中継終了の約10分前。幸い木野さんが会見に冒頭から出席できたので、レポートしてもらう。

2011/09/09 23:16:46
中継終了後、うちのスタッフに、保安院の担当官の一人が声をかけてきた。「急ですみませんねえ。僕らも東電さんから事前に聞いてなかったんですよ」。事業者が担当官庁に対して「抜き打ち」というのは、表現としてあべこべなのだが、事実なのだから、仕方がない。保安院、東電に振り回されっぱなし。

2011/09/09 23:28:54
保安院の困惑には理由が。9/19、IAEAの総会に提出するための報告書を政府は作成中だった。そこに、急にこの東電からの分厚い報告書が突きつけられたため、政府は整合性を持たせるための検討作業や盛り込み作業を大慌てでしなくてはならなくなった。我々にすらボヤくのは、そんな背景が。



福島第一原子力発電所における東北地方太平洋沖地震に伴う原子炉施設への影響に係る経済産業省原子力安全・保安院への報告について
(プレスリリース 2011年|TEPCOニュース|東京電力)

資料:
福島第一原子力発電所 東北地方太平洋沖地震に伴う原子炉施設への影響について(PDF 24.4MB)