2つの新聞記事を紹介していますが、どちらもセシウム137のみの数値です。セシウム134も同数程度含まれる可能性が高いですから、2倍の被ばくをしています。


毎日新聞の記事に関して:
セシウム137で20ベクレル(セシウム合計で40ベクレル)以上の記載しかありません。あるいは、測定限界が高すぎるのかもしれません。注意レベルの2倍以上が、9人としかわかりません。
体重1キロあたり20ベクレルで、注意レベルです。(WBC測定結果の見方 ベラルーシ基準 参照)
生涯積算 0.41ミリシーベルトは、内部被ばくとしては高い値です。4万ベクレルの経口摂取に相当します。(10万ベクレルで、1ミリシーベルトの内部被ばく 参照)


東京新聞(共同)の記事に関して:
こちらは、ブログ記事で指摘済みです。13%が注意レベルになります。
ブログ記事:福島・南相馬の小中学生:10%以上は”注意レベル”の内部被ばく


放射性物質:南相馬の小中学生 累積最高は0.41mSV - 毎日jp(毎日新聞)
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放射性物質:南相馬の小中学生 累積最高は0.41mSV

 福島県南相馬市は28日、東京電力福島第1原発事故を受けて市内の小中学生2884人に実施した内部被ばく検査で、9人から体重1キロ当たり20ベクレル以上の放射性セシウム137を検出したと発表した。最高は8歳女児の45〜50ベクレルで、70歳までに受ける累積線量に換算すると0.41ミリシーベルトになるという。同市立総合病院の金澤幸夫院長は「健康に影響を与えるレベルではないが継続的に調査していく」と語った。【高橋秀郎】
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東京新聞:半数の子どもからセシウム 南相馬市「ごく微量」:社会(TOKYO Web)
---全文転載
半数の子どもからセシウム 南相馬市「ごく微量」
2011年10月28日 19時33分

 福島県南相馬市は28日、東京電力福島第1原発事故を受け、市内の小中学生527人に最新のホールボディーカウンターを使って内部被ばく検査を実施、半数以上から微量の放射性セシウムを検出したと発表した。最大でも体重1キロ当たり35ベクレル未満で、市は「緊急に治療が必要な子どもはいない」としている。
 検査は、従来に比べてより微量の放射性物質を検出できる最新の機器を使用。9月26日〜今月11日に市立総合病院で小中学生527人を検査、268人の体内からセシウム137を検出した。
(共同)
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緊急に治療が必要ではありませんが、健康に影響を与えるかもしれないレベルです。
そもそも、治療の方法はありません。
今後の被ばくを少なくするように注意することが、最善の方法であり、唯一の方法です。