子どもを守れ


まず、検出限界の20ベクレルは高いですね。

20ベクレルなら、ウクライナやベラルーシの多くの食品規制値に該当します。
食品と比べるのも何ですが、低い値ではないということです。

預託線量 0.05ミリシーベルトとして、
内部被ばくでは、100〜1000倍のリスクですから、危険とは言えませんが安全な値ではありません。
10万ベクレルで、1ミリシーベルトの内部被ばくですから、5000ベクレル相当の経口摂取と言えます。


「低下傾向なら大きな問題ではない値だが、追跡調査が必要だ」
(。б_б。)ノハイ 過去の被ばくは対処できません。今後の内部被ばくを少なくする努力が必要です。被ばくを少なくできたかを検証するためにも、2〜3ヶ月程度あとの追跡調査が有効です。値を知るために、検出限界を下げた上げたほうがよいでしょう。5とか10を検出できるようにして、変動を知る必要があります。


2011/11/05 17:38:45
南相馬の乳幼児の7%、尿から放射性セシウム http://t.co/I73YVi7o 線量は内部被曝では100〜1000倍のリスク http://t.co/8bnqZfUH 0.05mSvなら5千ベクレル相当 http://t.co/4aZjz2N7 #save_children



南相馬の乳幼児の7%、尿から放射性セシウム : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
---全文転載
南相馬の乳幼児の7%、尿から放射性セシウム

 福島県南相馬市内の乳幼児の尿を9〜10月に検査した結果、約7%から放射性セシウムが検出された。

 同市と連携して無料の内部被曝検査を実施している医療コンサルタント会社「RHC JAPAN」(本社・東京都港区)が4日、1532人分のデータをまとめた。濃度は尿1リットル当たり最高187ベクレルで、検査に協力している東京大医科学研究所の坪倉正治医師は「低下傾向なら大きな問題ではない値だが、追跡調査が必要だ」と話している。

 検査は、同市内の7歳未満の全乳幼児(約3700人)が対象。今回は約4割分の結果がまとまった。その93%にあたる1428人は、検出限界の尿1リットル当たり20ベクレル未満だった。

 検出された104人については、体内のセシウムによる70年間での累積被曝線量(預託線量)を計算した。104人のうち93人は尿1リットル当たりセシウムが20〜30ベクレルで、預託線量は0・054〜0・058ミリ・シーベルト。最高値の187ベクレルの子は預託線量が0・37ミリ・シーベルトだった。

(2011年11月5日08時38分 読売新聞)
---転載終わり


追記:11/6 11:15
検出限界を下げた上げたほうがよい に修正。間違いました。
具体的な数値の例を追加しました。