見逃していたニュースです

震災・原発対応、科学者に反省迫る…学術会議 2013年2月25日09時25分
 日本の科学者84万人を代表する機関「日本学術会議」(会長・大西隆東大教授)は、科学者のあるべき姿をまとめた声明「科学者の行動規範」を全面改訂した。


 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故をめぐる科学者の対応が「社会からの信頼と負託に応えてきたかについて反省を迫る」と明記し、科学界に、研究活動や科学的発言の社会的責任を自覚するよう求めた。

 声明は、科学者が守るべき規範として「社会的期待に応える研究」など5項目を追加し、科学者は「市民との対話と交流に積極的に参加する」よう求めた。科学者の間で見解が分かれる政策への助言については、科学者間の合意をめざす一方、意見の違いがあれば「解わかり易やすく説明する」とした。研究成果が悪用される科学の両義性に初めて触れ、悪用の可能性を認識するよう求めた。改訂は2006年10月の策定以来、初めて。




これのようです。

日本学術会議|わが国の科学者の内外に対する代表機関
声明「科学者の行動規範−改訂版−」を公表いたしました。(平成25年1月28日) 新旧対照表
20130226_g08

20130226_g09

20130226_g10

20130226_g11

20130226_g12

20130226_g13



目についた部分:

特定の権威や組織の利害から独立して自らの専門的な判断により真理を探究するという権利を享受すると共に、専門家として社会の負託に応える重大な責務を有する

東京電力福島第一原子力発電所事故は、科学者が真に社会からの信頼と負託に応えてきたかについて反省を迫る

科学研究によって生み出される知の正確さ正当性を科学的に示す最善の努力を払う

科学者は、科学の自律性が社会からの信頼と負託の上に成り立つことを自覚

科学者は研究成果を論文などで公表することで、各自が果たした役割に応じて功績の認知を得るとともに責任を負わなければならない

科学者の合意に基づく助言を目指し、意見の相違が存在するときはこれを解り易く説明する

科学者の発言が世論及び政策形成に対して与える影響の重大さと責任を自覚し、権威を濫用しない

科学的知見に係る不確実性及び見解の多様性について明確に説明



”専門家”の目に余る発言が多いから、追加したのかな・・



--------------------------------------------------------------------------------------
にほんブログ村 環境ブログ 原発・放射能へ
--------------------------------------------------------------------------------------

☆最近の売れ筋商品(いるかちゃん商会調べ)☆彡