止まるのかね?



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汚染水くみ上げも流出防げず 08月15日 19時15分魚拓
福島第一原子力発電所で、汚染された地下水が海に流出している問題で、東京電力は、対策として護岸で壁のように固めた地盤を地下水が乗り越えるのを防ぐため、15日昼前から地下水の本格的なくみ上げを始めました。

15日昼前から地下水の本格的なくみ上げを始めました

福島第一原発では、1日およそ300トンの汚染された地下水が海に流出しているとみられ、護岸の周辺で汚染が最も広がっている1号機と2号機の間では、対策として地盤を壁のように固めたところ、地下水は、水位が上昇して壁を乗り越えています。
東京電力は、護岸の近くの小規模な井戸で今月9日から地下水を応急的にくみ上げていますが、新たに、護岸沿いに深さ5メートルの管を30本近く打ち込む工事を行い、完成した一部の管を使って15日昼前から本格的なくみ上げを始めました。
くみ上げは、すべての管を設置する今月18日以降、1日およそ60トンまで増やす計画で、くみ上げた水は、地下の施設を経て地上のタンクにためることになっています。

今月18日以降、1日およそ60トンまで増やす計画

東京電力によりますと、小規模な井戸でのくみ上げを始めてから、地下水の水位は50センチほど下がったということです。
一方で、1号機から4号機までの護岸で地盤を固める工事が終わっても、1日あたり最大で35トンの地下水が固めた地盤を通ってしみ出し海に流出するとみられていて、抜本的な対策は、見通しがたっていません。

地下水の水位は50センチほど下がった

1号機から4号機までの護岸で地盤を固める工事が終わっても、1日あたり最大で35トンの地下水が固めた地盤を通ってしみ出し海に流出する




汚染水、本格くみ上げ 福島第1原発で新設備 2013.8.15 13:26
 東京電力は15日、福島第1原発の汚染水が海へ流出するのを防ぐため、1、2号機の海側で新たに設けた「ウェルポイント工法」と呼ばれる設備で、地下水の本格的なくみ上げを始めた。真空ポンプで強制的にくみ上げるのが特徴。

真空ポンプで強制的にくみ上げるのが特徴

 東電は護岸沿いの地中(海から約22メートル)に長さ4・6メートルの鉄管を2メートル間隔で28本設置する。設置が終わった鉄管から順次、くみ上げを始める。18日に28本全ての設置が完了すると、1日のくみ上げ量は約70トンとなる。

18日に28本全ての設置が完了すると、1日のくみ上げ量は約70トンとなる

 15日は設置が終わった1本を午前11時半ごろから稼働させた。くみ上げた水は2号機タービン建屋とつながる海水配管トレンチ(地下道)に移送する。

 1、2号機の海側では、応急措置として設置した集水井戸でも9日からくみ上げを続けている。政府は1日約300トンの汚染水が海に流出していると試算している。

くみ上げた水は2号機タービン建屋とつながる海水配管トレンチ(地下道)に移送する。

政府は1日約300トンの汚染水が海に流出していると試算している。




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2013年08月13日10:49 漏れ漏れ : 汚染水 「地中壁越え海へ」



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