国民の意見を反映させるべきです



原発:再稼働審査、年度内終わらず−−規制委員長 2014年02月13日
 原子力規制委員会の田中俊一委員長は12日の記者会見で、原発の再稼働に向けた安全審査について「今年度内で終わることはない」との見通しを示した。また、審査で結論を出す前に、公聴会や意見公募などを行う方針を明らかにした

「今年度内で終わることはない」
審査で結論を出す前に、公聴会や意見公募などを行う方針

 田中委員長は、審査について「ある程度ポイントは絞られてきた」とする一方、地震対策の審査が長期化していることを念頭に「今の状況ではそんなに早く終わらない」と述べ、最も早い原発でも終了は4月以降との見方を示した。

最も早い原発でも終了は4月以降

 規制委の審査対象は現在、7電力会社の9原発16基。このうち、四国電力の伊方3号機(愛媛県)▽九州電力の川内1、2号機(鹿児島県)、玄海3、4号機(佐賀県)▽関西電力の大飯3、4号機、高浜3、4号機(いずれも福井県)の審査が先行しているとされる。【岡田英】

四国電力の伊方3号機(愛媛県)
九州電力の川内1、2号機(鹿児島県)、玄海3、4号機(佐賀県)
関西電力の大飯3、4号機、高浜3、4号機(いずれも福井県)



原発審査に「国民の意見」 田中規制委員長 規制庁、混乱懸念 2014.2.12 20:40
 原子力規制委員会の田中俊一委員長は12日の定例記者会見で、原発の再稼働に向けて実施している審査が終わる前に国民の意見を反映させるため、パブリックコメント(意見公募)や公聴会を実施する考えを明らかにした。しかし、事務局の原子力規制庁は「収拾がつくかどうか」と懸念を示している。

原子力規制委員会の田中俊一委員長:
パブリックコメント(意見公募)や公聴会を実施

事務局の原子力規制庁:
「収拾がつくかどうか」と懸念

 田中委員長は、「国民の意見をくんで(審査の)最終的な判断をしなければならない。斟酌(しんしゃく)に値するものがあればきちんと取り入れる」と述べた。さらに、原発立地自治体での地元説明会を審査終了の前に行うことも示唆した。

田中委員長:
「国民の意見をくんで(審査の)最終的な判断をしなければならない。斟酌(しんしゃく)に値するものがあればきちんと取り入れる」
原発立地自治体での地元説明会を審査終了の前に行うことも示唆

 ただ、平成24年に将来の原発比率をめぐる政府の意見聴取会が開催された際、大変な混乱を招いたことから、規制庁幹部は「私たちに運営能力があるのか」と疑問視。田中委員長は今月19日までに案を作成するよう規制庁に求めている。

規制庁幹部:
「私たちに運営能力があるのか」と疑問視



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原発の安全審査「年度内終わらず」 2月13日 4時24分
原子力発電所の運転再開の前提となる国の安全審査について、原子力規制委員会の田中俊一委員長は、「年度内に終わることはない」と述べ、来月までに終了しないという見解を示しました。

原発の運転再開の前提となる原子力規制委員会の安全審査は9つの原発が申請をしていて、12日開かれた規制委員会の会合では、このうち最も早い去年7月に申請をした6つの原発の進捗(しんちょく)状況について報告が行われました。
審査を担当する2人の委員は、「新しい安全設備の基本設計に関しては、まとめの段階に入りつつある」とか、「先が見えてきた」と述べ、審査が終盤に入ろうとしているという認識を示しました。
一方で田中委員長は記者会見で審査の終了時期について、「基本設計だけでなく、詳細な設計などを含めれば、年度内に終わることはない」と述べ、来月までに終了しないという見解を示しました。
そのうえで田中委員長は、「最終的な結論を出す前に、科学的・技術的な観点でいろいろな意見を聞くべきだ」と述べ、審査の最終盤の段階で国民から意見を募集したり公聴会を開いたりする考えを示しました。
規制委員会は、審査を巡って広く意見を聞く具体的な方法について、来週の会合で検討することにしています。



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