これは、ダメだろ。
慣れちゃったというか慢心だよ。



福島:帰還困難区域内の国道6号開通 双葉町−富岡町間 2014年09月14日 21時35分(最終更新 09月15日 02時51分)
 福島県沿岸部を南北に結ぶ国道6号のうち、立ち入り禁止の帰還困難区域内を走る福島県双葉町−富岡町間(約14キロ)の自動車への通行規制が15日午前0時に解除され、全面開通した。同区域内の通行規制解除は初めて。沿道の大熊、双葉両町では東京電力福島第1原発事故で出た汚染土などを保管する中間貯蔵施設も建設予定。復興に不可欠な幹線道路として、国が除染を8月までに完了させていた。

立ち入り禁止の帰還困難区域内を走る福島県双葉町−富岡町間(約14キロ)

 環境省によると、除染後の空間放射線量は高い場所で毎時14.7マイクロシーベルトあるが、平均は毎時3.5マイクロシーベルト。双葉町−富岡町間を含む南北約42キロの避難区域内を時速40キロで走行して車内での被ばく量を測ると1.2マイクロシーベルトに抑えられ、車への放射性物質の付着もわずかだったことなどから通行規制の解除を決めた。これにより、自動車の通行許可証は不要になり、誰でも通過できる。二輪車と歩行者は通行できない。

除染後の空間放射線量
高い場所で毎時14.7マイクロシーベルト
平均は毎時3.5マイクロシーベルト

双葉町−富岡町間を含む南北約42キロの避難区域内を時速40キロで走行して車内での被ばく量を測ると1.2マイクロシーベルト

 沿岸部の交通は利便性を増すため、同県相馬市の立谷秀清市長は「人の交流も増えて復興は進むだろう」と大歓迎する。県北の相馬市から県南のいわき市まで、これまで内陸部を迂回(うかい)して4時間かかっていたが2時間に短縮されるという。立谷市長は「時間が半分になることもありがたいが、遠回りの精神的な疲れが大きかった」と話す。

相馬市の立谷秀清市長
「人の交流も増えて復興は進むだろう」
「時間が半分になることもありがたいが、遠回りの精神的な疲れが大きかった」

 一方、沿線の商店などは交通量増への対応に追われそうだ。同原発の北20キロのコンビニエンスストアは日中、原発や除染の作業者らで常に混雑する一方、従業員が確保しにくい状態だ。オーナーの和田博好さん(59)は「売り上げが増えるのはうれしいが、店が回らないのではという恐怖の方が大きい」と心配する。

景気はいいんだな

 通行規制の解除で不審者の侵入も予想され、地元では治安の悪化を心配する声もある。国は脇道との交差点に設置しているバリケードを強化して侵入を防ぎ、地元自治体は防犯カメラの設置やパトロール強化などを図る。【高橋隆輔】





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