2014年08月14日02:37 学術会議、「暫定保管」報告基に年内に提言も : 新たに生じる高レベル放射性廃棄物への対策を明確にしないままの原発再稼働や新増設は「将来世代への無責任を意味し、容認できない」
2014年09月26日00:17 核ごみ対策放置は無責任 学術会議が報告書 : 廃棄物を回収可能な場所で「暫定保管」する必要があります
2014年09月29日22:04 日本学術会議 : 核のゴミ施設は再稼働の条件に 〜 そのとおりですね

学術会議は、最終処分はできないから暫定保管すべきだと言っています。
政府の現在の議論では、最終処分ができるかのような方向に進んでいます。
学術会議の提言を無視した進め方になっています。

学術会議の提言を部分引用するような記事は、誤解を与えます。
意図的にしているのであれば、学術会議の提言を無視している政府を擁護する悪質な記事です。
政府からの圧力があるとすれば、政府とNHKが共謀して誤った印象を国民に与えていることになります。

単純に、NHKの記者の知識が乏しかったのかもしれません。



核のゴミ処分場「適地」議論開始 10月23日 21時11分魚拓
原子力発電の大きな課題になっている高レベル放射性廃棄物、いわゆる「核のゴミ」の処分場が決まっていない問題について、国の専門家会議で処分場に適した地域を絞り込むための議論が始まりました。

国は最終処分ができるという立場を変えていませんね。
”最終”という文字が使われていないのは変化の兆しでしょうか?

核のゴミの処分場を巡っては従来の自治体が応募する方式がうまくいかず、国が前面に立ち、処分場として科学的に適した地域を選定し絞り込んでいく方針に転換しました。
これを受けて経済産業省は、地質や法律の専門家、市民団体の代表などを集めた専門家会議で議論を始めました。

国内に何万年に埋めておくような処分場に適した地域はありません。

経済産業省の担当者は、火山や活断層の近くを除外する従来の地質的な観点に加え、人口密度や輸送のしやすさなども考慮した「科学的有望地」を示すことや、その地域で合意を得ていくための仕組みや支援策を会議で検討する考えを示しました。
委員からは「適さない地域を除外するのか、より適した地域を選ぶのか」といった質問や「科学的と言っても、公平に選ばれたのか理解されないと国民の信頼は得られない」といった意見が出され、今後具体的に検討することになりました。

何度も科学的という言葉が出てきます。
しかし、学術会議は、最終処分はできないから暫定保管すべきだと言っています。

政府は学術会議の提言を無視しています。

全国の原子力発電所には、使用済み核燃料が高レベル放射性廃棄物にして2万5000本分たまっていて、処分の行き詰まりは原子力最大の課題と言われています。
このため日本学術会議の分科会は「核のゴミの暫定的な保管施設を電力会社の責任で確保することを原発再稼働の必要条件にすべき」とする報告書をまとめ、この問題にめどをつけないまま原発を動かすことに懸念を示しています。


懸念なんて甘いことではありません。
「再稼働は、新たに発生する核のゴミを暫定的に保管する施設を電力会社の責任で確保することを必要条件にすべき」と、ハッキリ言っています。

専門家会議の増田寛也委員長は「有望地が選定されたらそれで決まりということではなく、次の調査に進む入り口だ。合意を得ていくうえで人口密度などの社会的な条件は非常に重要になるので、結論を出す時期は決めていない」と述べ、議論を尽くす考えを示しました。

無駄な議論の繰り返しです。

最終処分はできずに暫定保管しかできない核のゴミです。
再稼働などして核のゴミを増やす状態で、暫定保管を受け入れる地域があるはずがありません。
原発の稼働ゼロという政策転換をするのが先です。その上で暫定保管をお願いするしかないでしょ