元々も工程表に無理があります。こうなったらいいなと言う願望表と言っても言い過ぎではない。

現実的な工程表が必要です。
30〜40年で廃炉できるわけはなく100年以上で考えるべきです。
溶融した核燃料は取り出し不能かもしれません。

間違った工程表では、間違った対処しかできません。



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原発燃料取り出し遅らせる 10月30日 12時55分魚拓
東京電力福島第一原子力発電所1号機の廃炉に向けた作業をめぐり、国と東京電力は、使用済み燃料プールからの核燃料の取り出しの開始を2年、溶け落ちた核燃料の取り出しは5年、それぞれ現在の計画より遅らせる方針を固めました。

使用済み燃料プールからの核燃料の取り出しの開始を2年
溶け落ちた核燃料の取り出しは5年
それぞれ現在の計画より遅らせる方針

これまでの作業の遅れに加え、核燃料を取り出す設備の建設に時間がかかることなどが原因で、計画を遅らせる形で見直しが行われるのは初めてです。
国と東京電力がまとめた現在の廃炉に向けた工程表では、福島第一原発1号機について、
▼使用済み燃料プールから核燃料を取り出すのは早ければ平成29年度から
▼溶け落ちた核燃料の取り出しは平成32年度からとされています。
しかし、1号機では原子炉建屋に積もったがれきが核燃料の取り出しを妨げているため、今月から建屋を覆うカバーを解体してがれきを撤去するための作業が始まっていますが、本格的なカバーの解体は来年3月からの予定で、元の計画からは実質的に半年以上遅れています。

本格的なカバーの解体は来年3月からの予定で、元の計画からは実質的に半年以上遅れています

焦って作業して、屋根を壊したりしてますよね。工程表の悪い使い方の例です。

さらに、実際に核燃料を取り出す際は建屋の上にクレーンなどを建設することになりますが、燃料プールの核燃料と溶け落ちた核燃料では場所も状態も全く異なるため別々の設備を設ける方針で、その分、建設にも時間がかかる見通しです。
このため国と東京電力は、
▼燃料プールからの核燃料の取り出しを2年遅らせて、平成31年度からに
▼溶け落ちた核燃料の取り出しは5年遅らせて平成37年度からに見直す方針を固めました。

おそらく、工程表の一部手直しだと思います。もっと、本格的に柔軟な工程表が必要だと思います。

また、2号機の核燃料の取り出しについては、放射線量が極めて高い建屋内の除染が難しいうえ、備え付けの燃料取り出し用のクレーンが復旧する可能性が見込めないため、2年後をメドに具体的な方法を検討することにしています。

2号機の核燃料の取り出し
2年後をメドに具体的な方法を検討する

現在の工程表では、福島第一原発の廃炉作業は、30年から40年かかるとされていますが、計画を遅らせる形で見直しが行われるのは初めてで、廃炉作業の難しさが改めて浮き彫りになっています。

廃炉作業の難しさが改めて浮き彫りに

マスコミって頭ついてるんですか?
はじめから無理な計画です。何度も何度も遅れますよ。