なーんで、こうなっちゃったかなー

安倍政権と自民党と公明党だけが別世界で夢想しているようにしか見えないぞ。
とにかく、落ち着け
解散総選挙をして国民に信を問うしか無いだろう。




2015年06月05日02:18 安保法案 参考人全員「違憲」 衆院憲法審 与党推薦含む3氏
憲法研究者のグループ百七十一人が三日、違憲だとして廃案を求める声明を発表したばかり


2015年05月15日22:24 安保関連法案:「平和の理念覆す」…抗議続々と
日本弁護士連合会
安全保障法制改定法案に反対する会長声明






東京新聞:「解釈変更は政府裁量内」 防衛相、立憲主義を軽視:政治(TOKYO Web) 2015年6月5日 14時03分
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 他国を武力で守る集団的自衛権の行使容認を柱とする安全保障関連法案に関する衆院特別委員会は五日午前、関係閣僚に対する一般質疑を行った。衆院憲法審査会が参考人に招いた憲法学者三人が憲法解釈変更による集団的自衛権の行使容認は違憲だとの見解を示したことを受け、民主党の辻元清美氏は法案の撤回を迫った。中谷元・防衛相は憲法解釈の変更は政府の裁量の範囲内だと反論した。

 憲法解釈を一内閣が変更することは、憲法により国家権力を縛る「立憲主義」に反するとの指摘が強い。中谷氏の発言は立憲主義を軽視しているとの新たな批判を呼ぶ可能性がある。

 辻元氏は、四日の衆院憲法審査会で与党推薦を含む参考人全員が安保法案を違憲だと明言し、全国の憲法学者二百人近くが法案に反対する声明を出していることを指摘。その上で「法案の根幹が揺らいでいる。政府は撤回した方がいい」と求めた。

 これに対し、中谷氏は集団的自衛権の行使は「国の存立を全うし、国民を守るためのやむを得ない自衛の措置に限られている」と説明。昨年七月の閣議決定による憲法解釈変更は「従来の基本論理を維持したもので、立憲主義を否定してない。憲法解釈(変更)は行政府の裁量の範囲内と考え、これをもって憲法違反にはならない」と述べた。

 四日の衆院憲法審では集団的自衛権の行使が可能となる「存立危機事態」の認定基準があいまいとの指摘も相次いだが、中谷氏は「どういう事態が該当するかは、その時点で判断する」と説明。憲法学者がそろって違憲と明言したことについては「政府として立ち入るべきではないが、出席者がさまざまな角度から意見を開陳した」と述べるにとどめた。

 辻元氏は、自衛隊員の服務の宣誓に「憲法、法令を順守し、身をもって責務の完遂に務める」という文言があることに触れ、「憲法学の権威ある人たちが口をそろえて違憲だと言う状態で、隊員に命を懸けて、他国のために戦えと言えるのか」と追及した。

 審議に先立つ理事会では、民主党の長妻昭代表代行が法案の合憲性に関する与党側の見解を明確にするように求めた。長妻氏は「与党が推薦した憲法学者すら違憲だと言っている。与党は腹の底では違憲だと思っているがやっちまえと法案を出しているとすれば茶番だ」と記者団に説明した。


◆中谷元・防衛相の答弁要旨

 (集団的自衛権の行使を認めた)昨年の閣議決定は、これまでの憲法九条をめぐる議論との整合性を考慮したものであり、行政府における憲法解釈として裁量の範囲内と考えており、違憲の指摘は当たらない。これまでの憲法解釈の基本的な論理を維持したものであり、立憲主義を否定するものではない。






安保関連特別委:防衛相「集団的自衛権は政府解釈の裁量」 - 毎日新聞 2015年06月05日 11時24分(最終更新 06月05日 12時06分)
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 集団的自衛権の行使容認を含む安全保障関連法案を審議する衆院平和安全法制特別委員会は5日午前、一般質疑を行った。民主党の辻元清美氏は、4日の衆院憲法審査会で与野党推薦の3人の憲法学者が法案を「憲法違反」と表明したことを踏まえ「違憲だと断言された状況で自衛官に命をかけて他国のために戦えと言えるのか。政府は法案を一回撤回した方がいい」と政府を批判。中谷元防衛相は「従来の憲法の基本的論理は維持しており、憲法違反にはならない」と反論した。

 辻元氏は「憲法審査会の議論は非常に重い。与党が推薦した参考人までが違憲と述べたのは深刻だ」と指摘した。これに対し中谷氏は、集団的自衛権を行使するのは武力行使の新3要件に当てはまる場合に限られると強調し、「日本の自衛の措置であり、国際法上の集団的自衛権とは違う」と理解を求めた。

 民主党の大串博志氏も、憲法解釈を変更して集団的自衛権の行使を容認した昨年7月の閣議決定を「憲法違反にならないのか」とただしたが、中谷氏は「憲法9条を巡る議論との整合性を考慮した。行政府による憲法解釈の裁量の範囲内だ」と切り返した。

 一方、自民党の高村正彦副総裁は5日午前の党役員連絡会で「憲法学者はどうしても(交戦権を否認した)憲法9条2項の字面に拘泥するが、自衛隊が抑止力として働いて、平和を手にした」と述べ、引き続き安保関連法案の今国会成立に政府・与党で取り組む考えを示した。ただ、公明党の井上義久幹事長は同日の記者会見で「衆院憲法審査会の運営をよく考えるべきではないか」と自民党に苦言を呈した。【青木純、飼手勇介】






東京新聞:「学者は9条字面に拘泥」 高村氏、参考人に反発:政治(TOKYO Web) 2015年6月5日 夕刊
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 安全保障関連法案をめぐり、衆院憲法審査会で憲法学者三人が憲法違反との見解を表明したことに対し、自民党の高村正彦副総裁は五日午前の役員連絡会で「憲法学者はどうしても(戦力不保持を定めた)憲法九条二項の字面に拘泥する」と反発した。高村氏は法案に関する与党協議の座長を務めた。
 谷垣禎一幹事長も記者会見で「憲法学者には自衛隊の存在は違憲と言う人が多い。われわれとは基本的な立論が異なる」と反論した。
 菅義偉(すがよしひで)官房長官は午前の記者会見で「(憲法解釈を変更した)昨年七月の閣議決定は、有識者に検討いただき与党で協議を経て行った」と指摘。その上で「現在の解釈は、従来の政府見解の枠内で合理的に導き出すことができる。違憲との指摘はあたらない」と重ねて強調した。




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