食品の放射性物質 新規制値

干しシイタケも緩和されます(お茶も緩和ですね)



東日本大震災:干しシイタケ放射性物質検出 県、全戸検査へ 新規制値適用 /岩手
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東日本大震災:干しシイタケ放射性物質検出 県、全戸検査へ 新規制値適用 /岩手

 一関、奥州、大船渡、平泉の4市町の11年産干しシイタケから暫定規制値を超える放射性セシウムが検出された問題で、県は17日、出荷前の干しシイタケ農家を対象に放射性物質の全戸検査をする方針を示した。4月から導入される新規制値(1キロ当たり100ベクレル)を適用し、安全性の確保を図る。

 奥州市江刺区の江刺生涯学習センターで開かれた生産者説明会で明らかにした。検査方法については国の方針を待って決めるが、乾燥させる前の生の状態もしくは水戻しで測定することになりそうだ。干しシイタケは通常、水で戻して食べるが、その場合のセシウム濃度は乾燥状態の6分の1から10分の1に減少する。

 県は早急に生産者台帳の作成を進めるとともに、生産者にはシイタケ原木と、植菌した「ほだ木」の自主検査も求める。国の指標値(同150ベクレル)を上回った時は、栽培の自粛を要請し、東京電力に損害賠償請求する。

 説明会では、東電が21日以降に補償内容を説明することが報告され、参加した生産者からは「このままでは廃業に追い込まれる」と悲痛な声が上がった。【湯浅聖一】
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