子どもを守れ


福島県福島市ホームページ 広報紙 市政だより 平成23年12月1日発行分
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連載 放射線を知ろう!
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A-1 に関して
決定的な問題はありません。

DNAは、普通の生活を送っていても傷つきます。普通ではない放射線を浴び続けるとより多くのDNAが傷つくことになります。大部分の傷は修復されます。
ガン細胞ができたり細胞死だけを問題にしていますね。これは、違うでしょ。
DNAの修復を”タダ”で行えるハズがありません。免疫力と言うのか?修復能力というのか?とにかく、何かの資源を使い果たしてしまう可能性があります。ガンや心臓病などの重篤な病気以外の倦怠感や軽い病気の頻発は、放射線によって身体の能力(物質かも?)を使い果たすことが原因かもしれません。科学的な確定した研究はないかもしれません。しかし、科学的な推測です。科学的に間違えだという証明もできません。

A-2 に関して
問題あります。
100ミリシーベルト以下でも比例して健康被害が生じると考えるのが妥当です。(BEIR-VII
また、今回の原発事故と関係のないガンやその他の疾病も発生しますし、割合としては圧倒的に多いと思われます。
しかしながら、将来発生した疾病が放射線障害だと証明することは現在の科学では不可能に近いと言えます。

リスクを理解して、自らすすんで居住を望む人を強制移住させるべきではありません。
リスクの判断能力が乏しく、法的な責任能力がない未成年者に関しては集団疎開などの措置を取るべきです。

A-3 に関して
問題ありません。
ただし、小児甲状腺ガンだけに矮小化すべきではありせん。あらゆる疾病や遺伝障害のリスクがあり、子どものリスクは大人に比べて大きくなります。