アベノミクスは原発輸出ビジネスを含んでいます。
安部首相はトップセールスに必死ww笑えるww

東芝や日立は原発事業買収に積極的なのですが、
2015年05月04日18:16 核ごみ処分地 政府主導に : 決定するのが再稼働の条件だろう。でも、決まらないのは確実。指定廃棄物すら地元の反対で決められない。
原発再稼働だけに前のめりな安倍政権。しかも、アベノミクスは原発輸出を含んでいます。
原発の輸出は金額は大きく見えますが経済効果は特定小数の利権企業です。儲かる保証もありません。
しかも、旨味のあるウラン濃縮などの利権は戦勝国の代表である常任理事国(5大国)が握っています。
考えてみてください。次々と原発建設企業や部門を日本に売っています。旨味のある分野なら売りません。
日本は、ババを掴まされているわけです。




アレバ

4期連続最終赤字のアレバ、仏政府が救済へ 原発専業岐路 2015/5/5 0:35
 原子力大手の仏アレバが経営不振にあえいでいる。鳴り物入りで登場した最新鋭の原子炉に相次ぎ問題が発生し、引当金の計上などで2014年まで4期連続の最終赤字に落ち込んだ。日本の原子力発電所の再稼働も遅れ、事業機会は大きく縮小している。仏政府はアレバの救済に乗り出す方針で、原発専業の事業モデルは岐路を迎えている。

急に破綻させることな無いでしょうから、とりあえず、仏政府は救済に乗り出すようです。



仏中、原発めぐり接近=アレバに資本参加案 2015/05/05-05:56
 【パリ時事】原発大国フランスが、原子力事業をめぐり中国と関係を強化する動きが表面化してきた。仏政府は拡大する中国原発市場に熱い視線を注ぎ、中国側にも世界最先端の仏原子力技術を学べる利点がある。ただ仏国内には中国の台頭を警戒する声も根強く、両国の「二人三脚」が軌道に乗るかは予断を許さない。

欧米先進国並みの安全基準を満たさなくても良ければ原発産業は続けられるでしょうね。
中国が触手

 仏日曜紙ジュルナルデュディマンシュは3日、中国原発企業の中国広核集団(CGN)など2社が、仏政府が株式の87%を保有する原子力大手アレバに最大10%出資する案が浮上していると伝えた。7月をめどにアレバがまとめる再建計画に盛り込まれる可能性がある。
 東京電力福島第1原発事故を受けて一部の国が「脱原発」にかじを切る中、アレバは建設中の新型炉に関するトラブルも重なり、2014年決算で約50億ユーロ(約6700億円)の巨額赤字を計上。立て直しに必要な国費負担を極力抑えたい仏政府にとって、中国の出資は「渡りに船」だ。
 一方、自力で最新型炉を開発する能力を持たない中国は技術獲得を虎視眈々(たんたん)とうかがう。アレバが保有するアフリカのウラン鉱山の権益にも関心を示しているもようだ。

原発を稼働させるか否かは、人権問題という面がある。原発は人権を侵害する可能性を内在している。
人権を無視できる中国としては、電力供給源として魅力があるのでしょう。

 仏政府は1月、自動車大手プジョー・シトロエン・グループ(PSA)のトップとして同社と中国同業東風汽車の資本提携をまとめたバラン氏をアレバ会長に起用。バルス首相も1月の訪中時に、両国の「原子力をめぐる野心的な連携」に意欲を見せた。背景には「30年までに原子炉100基」の建設を計画していると伝えられる中国の旺盛な原発需要を取り込む狙いがある。

中国に原発があるから、日本で脱原発しても無駄だという暴論が出てきそうですね。
距離が違うからー



アレバがフィンランドで建設中の原子炉、運転開始は18年に 2014 年 9 月 1 日 17:03 JST
 フランスの国営原子力企業アレバは1日、フィンランドで建設中の原子炉について、運転開始は2018年になるとの見通しを示した。当初の予定よりも10年近く遅れることになる。

10年遅れ!だけじゃないよ

 同社はドイツの総合電機大手シーメンスとコンソーシアムを組み、フィンランドの電力会社、フィンランド産業電力(TVO)から受注したオルキルオト原子力発電所3号機(OL3)を建設している。

 OL3は、フィンランド西岸沿いのオルキルオト島で05年に建設を開始。当初は09年に商業運転を開始する予定だった。

 だが、度重なる遅れと予算超過を受けて、アレバは完成予定日の発表を取りやめていたが、このたび、最新スケジュールとして、16年半ばに完成するとの見通しを明らかにした。完成次第、試運転を始め、18年に商業運転を開始する予定という。

オルキルオト原子力発電所3号機(OL3)

 アレバは発表文で「この最新スケジュールが完成時に被る損失(14年6月末時点で39億ユーロ=約5300億円)に影響を与えることはない」と述べた。

 OL3の当初の費用見積額は30億ユーロ強だったが、アレバは12年に、総費用は最終的に85億ユーロ近くになる可能性があると明らかにしていた。

完成時に被る損失(14年6月末時点で39億ユーロ=約5300億円)
当初の費用見積額は30億ユーロ強 → 最終的に85億ユーロ近くになる可能性

 アレバが8月1日に発表した14年1-6月期(上半期)の純損益は6億9400万ユーロの赤字だった。

 それ以降、同社の株価は20%余り下落している。

 OL3の予算超過をめぐり、アレバ―シーメンス連合とTVOは激しい法廷闘争を繰り広げており、現在、国際商業会議所(ICC)で仲裁手続きに入っている。




リンクだけ:
安全な原発は夢か 仏アレバの新型炉建設が難航
揺らぎ始めた「原発大国フランス」



斜陽産業の原発事業を買収する日本企業ww

東芝

東芝、米WH株20%を追加取得 今後売却へ 2013/1/7 20:03
 東芝は7日、同社子会社で原子力発電設備大手の米ウエスチングハウス(WH)の株式20%を約1250億円で4日に取得したと発表した。東芝の保有比率は67%から87%になった。東芝はかねて保有比率を最大51%まで下げる意向を示していたが、米エンジニアリング大手のショー・グループの子会社による株式を売却できる権利の行使に応じた。

87%保有してどうするのww

 東芝は今後87%のうち、36%について売却先を募る。一部を米国企業に、一部を原子力発電所の新増設計画のある国の企業に売却する案が有力視されている。金融機関などは除き、原発事業で協業できるエンジニアリング会社を優先して交渉に当たる考えだ。

売れたのかな?
売れたというニュースは見つかりませんね

 東日本大震災以後、世界の原発事業には不透明感も漂う。米国企業との交渉に際しては、オバマ米大統領が一般教書演説の中で原発にどのような形で触れるかが影響するとの見方もある。




リンクだけ
東芝、英原発会社を買収 安倍政権が推進する、海外への原発輸出が本格化か? 2014年1月16日



日立

日立/イギリス原発会社買収完了 2012年11月27日
日立製作所は、2012年10月30日に発表した英国の原子力発電事業開発会社であるHorizon Nuclear Power Limited(代表者: Alan Raymant、以下、ホライズン社)の買収について、ホライズン社の株主であるE.ON(ドイツ、代表者:Dr. Johannes Teyssen)、RWE(ドイツ、代表者:Peter Terium)両社のイギリス法人との間で買収手続きが完了したと発表した。
本買収により日立は、英国のアングルシー島ウィルファおよびサウスグロスターシャー州オールドベリーにある2ヶ所の用地を所有することになり、ホライズン社はそれぞれの施設に1,300MW 級の原子力発電所を今後2〜3基ずつ建設する予定。
買収価格は892億42百万円。

原発の新設をしたいのでしょうね。

<当原発買収には中国国営企業も参戦していた>
入札に参加した中国企業は、国家核電技術公司と中国広東核電集団でいずれも中央企業(中央政府直属の国有企業)。核電技術は米国のウェスティングハウス・エレクトリック(WEC)と、広東核電はフランスのアレヴァと、それぞれチームを組んで入札に臨んだ。
業界関係者は「中国は今、『原子力発電漬け』の状態にあり、生産能力が過剰だ。国内の原発企業が海外市場に手を伸ばすことは、圧力を緩和するための賢明な方法だ」と入札を評価した。
 入札が予想外の結果に終わったことについて、ある専門家は次のように分析する。中国の原子力発電は独自の技術を欠いており、これが今回の買収に成功できなかった重要な原因だ。「中国原発の関連技術は一部を主に海外に頼っており、中国に独自の知的財産権がないことが、世界市場への進出を難しくしている」という。
以上、人民網が掲載。別の中国の新聞では、欧米政府が中国からの輸出(太陽光発電モジュールのダンピング)や買収(風力発電施設会社)に圧力をかけはじめているとして当日立の落札も英国批判として掲載していた。当原発案件では日本企業に負けたことがよほど悔しかったのだろう。




リンクだけ
日立 英ホライズン650億円で買収へ 原発4〜5機建設「計画」
なぜ、アルストム買収めぐりGEと日独シーメンス・三菱重工・日立が競っているのか?



関連ブログ記事:
2012年10月29日19:55 【東芝】【三菱重工】【日立製作所】日本の原発メーカー3社の戦略
2013年03月11日21:53 【東芝】【三菱重工】【日立製作所】 : 原発受注「フィンランドの陣」 海外に活路



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