除染ではないですね。

鉱物の散布(ゼオライトか?)
通常の約2倍の深さ30センチ程度まで耕して表土と底土を入れ替える「反転」

致命的に農地が汚染されると思うよ。



福島と川俣の全農地除染 避難区域除く4260ヘクタール
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福島と川俣の全農地除染 避難区域除く4260ヘクタール

 福島市と川俣町は1日、両市町の水田と畑計約4260ヘクタールを除染することを決めた。計画的避難区域の川俣町山木屋地区を除く農地全域になる。両市町や農業関係団体などによる地域農地等除染協議会で方針を確認した。
 除染対象は福島市が水田2397ヘクタール、畑1184ヘクタール、川俣町は水田330ヘクタール、畑349ヘクタール。土中の放射性セシウムが植物に吸収されるのを抑える効果がある鉱物の散布や、通常の約2倍の深さ30センチ程度まで耕して表土と底土を入れ替える「反転」などの手法を採用する。
 作業は各農家に委託するが、高齢者らは地域の作業受託組織なども活用できる。資機材購入費や燃料代は、国の補助金を積み立てている県の除染対策基金を充てる。
 国が補助対象としている反転などは、出力の大きなトラクターや専用の装備が不可欠となる。山あいなどでは作業が難しいことも予想されることから、福島市農政部は「国には、地域事情を踏まえた柔軟な支援を求めている」と言う。
 福島第1原発事故により両市町では昨年、川俣町山木屋地区のコメ作付けが見送られた。ことしの作付け方針は正式には決まっていない。
 斎藤善一・新ふくしま農協地区農振協議会副会長(77)は「農家が一番知りたいのは、自分の田畑の放射線量と今後の見通し。行政も農協も対応を急ぎ、情報を早く提供してもらわなければ困る」と話している。
 計画的避難区域の山木屋地区の除染は、国の事業として実施する。

2012年02月02日木曜日
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