なーんか、センセーショナルに福島の子供が原発事故の影響で肥満傾向にしたいように思えるのだが、
9年くらい前から全国と比較して肥満傾向だと、ローカルニュースで聞いたんだよね。



詳細な資料は見つけられてないのですが、
原発事故の影響で、元々の肥満傾向が増加してるかもしれないですが、

現時点で見つかった資料では、こうなってます。

学校保健統計調査-平成26年度(速報)の結果の概要:文部科学省
平成26年度学校保健統計調査速報の公表について (PDF:643KB)
(7ページ)
20150124_himan01

(8ページ)
20150124_himan02

平成18年度も平成26年度も似たように、福島県は肥満傾向に見えるのだが、




福島県の肥満傾向の子どもの割合、6つの年齢で全国1位に 01/23 16:43
福島県の肥満傾向の子どもの割合が、5歳から17歳までの各年齢のうちの6つの年齢で、全国1位となったことがわかった。
文部科学省の発育調査で、福島県は震災以降、年齢ごとの肥満傾向の子どもの割合が、およそ半分の年齢で都道府県順位が1位となるなど、肥満傾向の子どもが多い状況となっていたが、2014年度についても、6歳・7歳・9歳・11歳・12歳・13歳の6つの年齢で1位となり、依然として、状況が改善していないことがわかった。

福島県は震災以降、年齢ごとの肥満傾向の子どもの割合が、およそ半分の年齢で都道府県順位が1位

文部科学省では、震災や原発事故の影響で、一部の地域で登下校の方法が変わったり、生活習慣が変わったことや、運動する量が減ったことなどが原因と考えており、生活習慣の見直しなどのプログラムを進め、改善を図りたいとしている。

文部科学省
震災や原発事故の影響で、
一部の地域で登下校の方法が変わったり、生活習慣が変わったことや、運動する量が減ったことなどが原因



福島の子ども「肥満傾向」、原発事故で屋外遊び減少か 23日17:04
 幼稚園児から高校生までの発育状況などを調べた文部科学省の調査で、肥満傾向にある子どもの割合が昨年度と同じく、福島県が全国で最も高いことがわかりました。原発事故のため、屋外で過ごす子供が減ったことなどが背景にあるとみられています。

原発事故のため、屋外で過ごす子供が減ったことなどが背景にある

 子どもの健康調査は、全国の幼稚園から高校に通う5歳から17歳を抽出して行われました。文科省によりますと、身長と体重の比率などで算出した「肥満傾向にある子ども」の割合は、ここ数年、全国では横ばい傾向にあります。

 このうち東北地方では、雪が積もるため冬には運動不足になりがちで、元々肥満傾向にある子供の割合は高い傾向が見られます。

東北地方では、雪が積もるため冬には運動不足になりがちで、元々肥満傾向にある子供の割合は高い傾向

 なかでも福島県は、昨年に引き続き高い割合となり、調査対象となっている13の学年のうち6つの学年で全国で最も高くなりました。福島県では、学校での屋外活動は、現在、98%の学校で通常通り制限せずに実施されているということですが、文科省は「震災・原発事故により、屋外での運動を家庭の方針などで控えさせていることや、避難先での生活習慣の変化が影響しているとみられる」としています。

福島県では、学校での屋外活動は、現在、98%の学校で通常通り制限せずに実施されている

文科省
「震災・原発事故により、屋外での運動を家庭の方針などで控えさせていることや、避難先での生活習慣の変化が影響しているとみられる」



どの程度が元々の肥満傾向で、どの程度が原発事故の影響かが問題ですよね。
ニュースの印象よりは、元々の肥満傾向が大きいのではないかと思いますが、どうでしょうか?



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