まだ、廃炉を決めてなかったのか。ノロマだなあ



原子力規制委員長:美浜3号機、廃炉も…地震想定遅れれば - 毎日新聞 2015年07月01日 13時17分
 原子力規制委員会の田中俊一委員長は1日の定例会で、運転開始から40年超の運転を目指す関西電力美浜原発3号機(福井県)について、今年8月末までに想定する最大の揺れ「基準地震動」が決まらない場合、再稼働に向けた安全審査を打ち切る可能性を示唆した。美浜3号機の運転継続のためには、8月までに基準地震動を確定する必要があり、間に合わなければ廃炉に追い込まれる可能性が高まる。

多少でもリスクがあれば廃炉決定でいいんだよ。グダグダと揉めてる時点でアウト

 美浜3号機は1976年12月に運転を開始し、来年11月末で原発の運転制限とされる「40年」を迎える。関電はさらに最大20年の運転延長を目指しているが、そのためには来年11月末までに安全審査と老朽化対策の審査を終える必要がある。

老朽原発は廃炉が原則でしょ。手間かけないで廃炉にしちゃえ。
原則というのは特別な事情が無ければ廃炉ということだよ。ホルムズ海峡が閉鎖されてるとかさ

 規制委は、原子炉建屋などの耐震基準の根拠となる基準地震動が確定してから、その他の審査が終了するまでを「15カ月程度」と見積もっており、来年11月から逆算して今年8月末までに基準地震動が確定できなければ審査継続は難しいと判断した。定例会で、地震対策の安全審査を担当する石渡明委員は「8月までに基準地震動を確定することを目指すが関電側の努力が必要だ」と指摘。田中委員長は「美浜3号機だけにかかり切りになるわけにはいかない」と述べた。【鳥井真平】

田中委員長
「美浜3号機だけにかかり切りになるわけにはいかない」

そりゃ、そうだ



時事ドットコム:美浜原発、評価書案に懸念=「活断層否定」で専門家−規制委 2015/07/02-18:53
 原子力規制委員会は2日、関西電力美浜原発(福井県)の敷地内に活断層が存在する可能性を否定した専門家調査団の評価書案について、他の専門家から意見を聴く会合を開いた。出席者からは「条件が付いているのに、結論だけが独り歩きする恐れがある」と懸念する意見が出た。
 調査団は評価書案を一部見直した上で規制委に提出するが、最終的な結論は変わらない見通し。
 調査団は5月、追加のデータや検討が必要と条件を付けた上で、「敷地内断層は活断層ではない可能性が高いと判断する」との評価書案をまとめた。

原子力規制委員会は甘いということだね。一般の専門家から見ると



美浜原発 専門家会合の断層評価書案 表現修正へ NHKニュース 7月2日 20時31分魚拓
福井県にある美浜原子力発電所の3号機の下などを走る断層が「将来動かない可能性が高い」とした原子力規制委員会の専門家会合の評価書の案について、第三者の専門家からは「活動性がないという結論と捉えられかねない」などと表現を巡る異論が相次ぎ、専門家会合は修正した評価書を規制委員会に報告する見通しになりました。

美浜原発3号機の下などを走る敷地内の断層について、原子力規制委員会の専門家会合は、ことし5月、断層部分の鉱物の状態などから「将来動かない可能性が高い」とする評価書の案を取りまとめました。
これについて、会合に参加していない第三者の専門家たちが検討する会議が開かれ、「可能性が高い」とした結論部分の表現を巡り、「決定的な証拠がないのに事業者の見解を受け入れた印象を受ける」とか、「活動性がないという結論と捉えられかねない」などと異論が相次ぎました。
このため、専門家会合は結論は大きく変えないものの、表現を修正した評価書を規制委員会に報告する見通しになりました。
美浜原発の敷地内の断層を巡っては、ことし4月の専門家会合で、「将来活動する明確な証拠はない」という見解の一方で、「活動性を明確に否定することもできない」という見解も示されていました。
美浜原発3号機は、来年11月末に原則40年に制限されている運転期間の期限を迎えますが、関西電力は運転の延長を目指しています。

グダグダと長い記事だけど、曖昧な表現で安全と見せかけてるということでしょ。



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