問題は来春からの解体ですね



パネルを建屋・屋根部分に戻し終える 第1原発1号機 2014年12月4日
 東京電力は4日、福島第1原発1号機の原子炉建屋カバー上部から、放射性物質の飛散防止剤の効果確認のため取り外していたパネル2枚を元の屋根部分に戻した。10月末から開いていた建屋カバーの屋根が再び閉じた。東電は、4日までに周辺の放射性物質濃度に目立った上昇は確認されていないとしている。

東電は、4日までに周辺の放射性物質濃度に目立った上昇は確認されていない

屋根の一部だけで作業もないですからね。上昇しないっしょ

 東電は、1号機建屋北側での汚染水対策「凍土遮水壁」の工事が終わるのを待って、来年3月にも建屋カバーの本格的な取り壊しを始める。

来年3月にも建屋カバーの本格的な取り壊しを始める

問題は来春からの解体ですね

 屋根は幅7メートル、長さ約42メートルのパネルを6枚並べた構造。中央部の2枚を取り外した後、クレーンにカメラを取り付けてがれきの散乱状況を詳しく撮影した。調査結果は今後取りまとめて公表するとしている。カバー解体後のがれき撤去計画の検討材料にも活用する予定。




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1号機の建屋カバー戻す「有意な変化なし」 12月4日 13時12分
東京電力福島第一原子力発電所1号機で、建屋に散乱しているがれきの撤去作業に向けて、周囲への影響を調べるために試験的に取り外された建屋カバーの一部が、元に戻されました。
東京電力は、周辺の放射線量に有意な変化はなかったとしています。

周辺の放射線量に有意な変化はなかった

福島第一原発1号機では、使用済み燃料プールから核燃料を取り出すため、建屋を覆うカバーを解体して大量のがれきを取り除く計画で、東京電力は、がれきに粉じんの飛散を防ぐ薬剤をまいたうえで、ことし10月末から屋根の一部を試験的に取り外し、放射性物質が飛散しないか確認していました。その結果、これまでのおよそ1か月間、周辺の放射線量などに有意な変化はなかったとしていて、4日、取り外した屋根の一部を再び取り付ける作業を行いました。

福島第一原発1号機では、使用済み燃料プールから核燃料を取り出すため、建屋を覆うカバーを解体して大量のがれきを取り除く計画

今回の試験的なカバー撤去では、がれき飛散のテストになってませんよね

午前7時半ごろから、外されていた2枚の屋根パネルうちの1枚がクレーンでおよそ1時間かけて天井に取り付けられたあと、もう1枚のパネルも正午前に取り付けられ、建屋カバーは解体前の状態に戻されました。
東京電力は、がれきの状況などを分析したうえで来年3月にも本格的なカバーの解体工事を始めたいとしていて、再来年度の前半から、がれきの撤去を行う計画です。