また、隠していた!
海に流せばいいという選択肢があると考えているからタンク増設の手を抜いてるんだよ。
2年前まで遡って責任者を追求すべきです。逮捕できないのか?!



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東電が排水設備申請 汚染地下水 放出ありき 2014年8月12日
 東京電力福島第一原発の建屋周囲の井戸から放射性物質を含む地下水をくみ上げ、除染後に海に流す計画で、東電は十一日、この計画を約二年前から汚染地下水対策の有力な選択肢としていたことを明らかにした。これまでは「方針は未定」と公にせず、地元への説明を始めたのもつい最近で、「後出し」に地元の不信が強まりそうだ

建屋周囲の井戸から放射性物質を含む地下水をくみ上げ、除染後に海に流す計画
約二年前から汚染地下水対策の有力な選択肢としていた

 東電は同日、海への排水設備の設置を原子力規制委員会に申請した。十二日にも試験的にくみ上げを始め、除染の効果を調べる。この水はタンクにため、海へは出さないという。
 東電の白井功原子力・立地本部長代理は十一日の記者会見で「地下水の行き先はタンクか、排出しかなかったが、方針を明確にできなかった。説明が遅れて申し訳ない」とした。
 東電の担当者は取材に、地下水のくみ上げを計画し始めた二〇一二年夏ごろから、海への放出は選択肢にあったと認めた。くみ上げる地下水は一日五百〜七百トンに上り、ぎりぎりの運用が続く地上タンクにため続けることはできない。タンクの増設計画にも、くみ上げた地下水をためることは盛り込んでいなかった。

十二日にも試験的にくみ上げ

東電の白井功原子力・立地本部長代理
「地下水の行き先はタンクか、排出しかなかったが、方針を明確にできなかった。説明が遅れて申し訳ない」

東電の担当者は取材に、
地下水のくみ上げを計画し始めた二〇一二年夏ごろから、海への放出は選択肢にあったと認めた

許せません。許してはいけません。

タンクの増設計画などに大きな影響を与える判断を2年間も隠していたことになります。
この件だけで、社長解任と東電解体の理由になります。

 一方で、護岸に建設中の汚染水をせき止める海側の遮水壁が完成すれば、地下水位が上がって汚染水の行き場がなくなり、地下水のくみ上げは欠かせないことは明らかだった。

そうじゃないでしょ。
汚染水が増えるだけですから、タンクに貯蔵する仕組みになってますよ。

 今回の海への放出計画では、1〜4号機の建屋周囲の「サブドレン」と呼ばれる四十二本の井戸と、護岸沿いの新たな五本の井戸で地下水をくみ上げる。いったんタンクにまとめ、新たに整備する除染装置を通し、基準値を満たせば原発前の港湾に流す。
 東電は今秋にもくみ上げと放出を予定し、七日から地元漁協などに説明を始めた。地下水には高濃度の放射性物質が含まれていることから、反発も予想される。東電は海への放出を「地元の理解が得られなければしない」としている。


海の地元とは誰?頭が悪そうな福島の漁協ではない








東電:福島第1原発、地下水の試験くみ上げ…12日から 2014年08月11日 21時44分(最終更新 08月11日 21時47分)
 東京電力は11日、福島第1原発の建屋周辺の井戸(サブドレン)から汚染された地下水をくみ上げ、浄化した上で海洋に放出する計画の一環として、12日に地下水の試験的なくみ上げを始めると発表した。20日にその水を浄化する新たな装置の性能試験を実施する予定。

12日に地下水の試験的なくみ上げ
20日にその水を浄化する新たな装置の性能試験を実施

 汚染水は、地下水が原子炉建屋に流入して放射性物質に触れることで1日約400トン生じ、増え続けている。東電は汚染前の地下水をくみ上げて海に放出する「地下水バイパス」に加え、原子炉建屋近くの汚染された地下水もくみ上げる。新たな計画により、建屋への汚染水流入を1日200トン減らせるという。一方、汚染水を保管するタンクの増設は限界があるため、浄化した上で海に放出することを計画している。11日には原子力規制庁に排水管の設置認可を申請した。

汚染水を保管するタンクの増設は限界があるため、浄化した上で海に放出することを計画している

限界はないよ。敷地外にもタンクは造れるでしょ。
トリチウムの半減期は、たったの12年なのですから保管しておけば自然に減ります。

 計画によると、同原発1〜4号機建屋周辺にある14本のサブドレンから1日約50トンの地下水を試験的にくみ上げ、新たな浄化装置に通す。その結果、地下水の放射性物質濃度が、基準値以下であることを確認する。地元自治体や漁協関係者の許可を得られれば、くみ上げた地下水を海洋放出したい考えだ。【斎藤有香】

1〜4号機建屋周辺にある14本のサブドレンから1日約50トン



福島第1、地下水くみ上げ開始 東電、浄化試験へ 2014/08/12 12:37
 福島第1原発の汚染水対策として建屋周辺の井戸「サブドレン」などから地下水をくみ上げて浄化した上で海に放出する計画で、東京電力は12日午前、試験的なくみ上げを開始した。

 試験的な作業は20日ごろまで継続し、地下水計約500トンをくみ上げ、タンクに保管する予定。20日にも浄化設備に通す試験を始め、放射性物質の濃度がどの程度下がるか確認する。

 東電は浄化して排出基準を満たした水を、最終的に海に排出する計画だが、風評被害への懸念から地元漁業者の反発が予想される。東電は浄化試験の結果を踏まえ、あらためて地元に説明する方針。




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