選挙明けで色々と出てくるねぇ



福島第1原発:汚染水流出 漁再開に「重大な壁」 「バイパス」の障害にも /福島 2013年07月24日
 「これでは試験操業どころではない」。9月から原発事故後初めてとなるシラスなどの試験操業を計画していたいわき市漁協にとって、福島第1原発から汚染水が海に流出していたと東京電力が認めた問題は「重大な壁」(矢吹正一組合長)として立ちはだかり、漁協が計画実施の延長も含めて今後の対応を協議する事態となった。

「これでは試験操業どころではない」

海は福島の漁民の物でもないけどね

 説明会は当初、同原発で増え続ける汚染水対策の一環として計画する「地下水バイパス」について理解を求める場だった。だが、22日に明らかになった汚染水の海洋流出に関する東電の説明に「なぜ説明が遅れたのか」などと批判が噴出し、大半の時間を費やした。

「なぜ説明が遅れたのか」

選挙待ちに決まってるじゃん

 説明会後、矢吹組合長は報道陣の取材に「試験操業には急ブレーキだ。残念だが(実施を)慎重に考えなければならない」と述べ、県漁連の野崎哲会長も「(2011年12月の原発事故)収束宣言の撤回か、新たな緊急措置を国に求めたい」と語気を強めた。また、地下水バイパスについて、野崎会長は「ある程度の理解が進んだと思っていたが、今回の(汚染水漏れの)問題は感情的な部分で難しくした」と指摘した。

 同市久之浜で採鮑などを幅広く手がける県漁連青壮年部連絡協議会長の吉田康男さん(46)は「津波で地盤沈下した漁港の整備が進んだものの、漁再開に向けて新たな難問だ。『大丈夫、大丈夫』と言ってトラブルを繰り返す東電に代わって、国がしっかり安全性を担保してほしい」と注文した。【中尾卓英、神保圭作】

いわき市漁協の矢吹組合長:
「試験操業には急ブレーキだ。残念だが(実施を)慎重に考えなければならない」

県漁連の野崎哲会長:
「(2011年12月の原発事故)収束宣言の撤回か、新たな緊急措置を国に求めたい」
「ある程度の理解が進んだと思っていたが、今回の(汚染水漏れの)問題は感情的な部分で難しくした」

県漁連青壮年部連絡協議会長の吉田康男:
「津波で地盤沈下した漁港の整備が進んだものの、漁再開に向けて新たな難問だ。『大丈夫、大丈夫』と言ってトラブルを繰り返す東電に代わって、国がしっかり安全性を担保してほしい」


高濃度汚染水 地下砕石層から漏出? 2013年7月24日
 原子力規制委員会の更田(ふけた)豊志委員は二十四日の規制委定例会合で、東京電力福島第一原発で海に高濃度汚染水が再び漏出する危険性が高まっていることに関し、タービン建屋から護岸近くまで延びる地下のトレンチ(トンネル)下に敷いた砕石層が、汚染拡大のルートになっている可能性が高いとの見方を示した。

原子力規制委員会の更田(ふけた)豊志委員:
タービン建屋から護岸近くまで延びる地下のトレンチ(トンネル)下に敷いた砕石層が、汚染拡大のルートになっている可能性が高い

 約七万五千トンもの高濃度汚染水がタービン建屋地下などにたまっているが、各建屋の地下からは、海水ポンプを制御するケーブルや、海水をくみ上げる管などを収納する多数のトレンチが海側に延びている。
 東電のこれまでの調査でも、建屋とトレンチのつなぎ目は止水が不十分で、すき間からトレンチに汚染水が流れ込み、内部にたまっていることが確認されている。
 既にトレンチの海側の出口周辺は、地中に薬剤(水ガラス)を注入したり、トレンチの一部をセメントで埋めて水の移動をなくす対策を実施した。ただ、地中のトレンチ外部は手つかずの状態。

2年も経過しているのに対策してないなんて何事!

 更田氏は、ボーリング調査などでトレンチ下部の汚染度が高いことから、汚染水はトレンチ下部に敷かれた砕石層に汚染水が漏れ、石の間が汚染水の移動ルートになっている可能性が高いとした。








福島第1原発:汚染水流出 「流出量かなり多い」 専門家ら、地盤構造から推測 /福島 2013年07月24日
 福島第1原発から放射性汚染水が海に漏えいしていたと東京電力が認めた問題で、地下水や岩盤構造の専門家からは「海への流出はかなり多いのでは」との意見が聞かれた。

地下水や岩盤構造の専門家からは「海への流出はかなり多いのでは」

 東電は22日、同原発タービン建屋東側周辺で工事が進む「遮水層」を報道陣に公開。掘った穴に薬剤を注入して汚染水の海への流出を防ぐのが目的で、東電の技術者は「海の潮位の変化が10だとすると、観測井戸の地下水は3の割合で水位が上下している」と明らかにした。

 東電が地下水から高濃度の放射性物質を確認した観測井戸は2号機タービン建屋の海側にあり、確認された汚染箇所は約100メートル四方の範囲に集中。この一帯は原発建設時の1960年代に埋め立てられたもので、東電は「なぎさに泥岩、砂岩を積み上げてできた土地」と説明する。

選挙明けまで隠していた情報ですね

 この地盤構造から、北海道大の大賀光太郎・特任助教(環境資源工学)は「人工表土で、海水との干満の変動率が10対3と大きければ、(水の抜けやすさを示す)浸透率はかなり高い」と指摘。海への漏れ出し方として「干潮時に地下水の一部が海に抜け、満潮時に標高の高い内陸の地下水流入と海水の逆流を繰り返しているのでは」と推定する。

北海道大の大賀光太郎・特任助教(環境資源工学):
「人工表土で、海水との干満の変動率が10対3と大きければ、(水の抜けやすさを示す)浸透率はかなり高い」
「干潮時に地下水の一部が海に抜け、満潮時に標高の高い内陸の地下水流入と海水の逆流を繰り返しているのでは」

 遮水層の工事は8月10日に終わるが、汚染源が特定されなければ別の現場に影響が出る恐れもある。東電の技術者は「専門家に相談し、(地中を掘削する)ボーリング調査での掌握を急ぐ」と述べるにとどまった。【藤原章生】

東電の技術者:
「専門家に相談し、(地中を掘削する)ボーリング調査での掌握を急ぐ」

おい!まずは、情報公開しろ! ε=(。・`ω´・。)プンスカプン!!



東電、海洋流出認める 第一原発汚染水 2013/07/23 08:55
 東京電力福島第一原発敷地内の海側観測用井戸で高濃度の放射性物質が相次いで検出されている問題で、東電は22日、放射性物質を含む汚染水が地下を通り海に流出していると初めて認めた。井戸の水位が潮位変動や降雨に連動していると確認され、汚染水が敷地内と海で行き来しているとした。東電は、放射性物質濃度の変動は1〜4号機の取水口付近に限られ、発電所周辺の海水への影響は薄いとしている。
 東電によると、潮位や水位の変化のデータは各担当部署が管理していた。データを突き合わせたところ、21日になって潮位と水位の変化に連動性が確認されたという。東電福島広報部は「社内の情報共有が不十分だった」と謝罪した。発表が22日に遅れたことについては「国や県、漁協への通報を優先したため」としている。
 東電は汚染水拡散防止に向け、薬液を注入して地盤を固める工事を1、2号機タービン建屋の海側だけでなく、放射性物質が検出されている5つの井戸周辺全体を囲むように拡大して実施する。3、4号機タービン建屋近くの観測用井戸の海側でも行う。井戸付近にある、トンネル内にたまった高濃度の汚染水については、処理装置で浄化する。トンネルをふさぐ工事も行う。
 港湾内の海水の放射性物質濃度は上昇傾向だったが、東電は推移を注視するとして、汚染水の海への流出を認めていなかった。原子力規制委員会は流出の可能性が高いとの見解を示していた。




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