小渕優子の経済産業大臣の実力を見せる絶好の機会ですよ

電力会社の送電網の整備が遅れたのが原因ではある。しかし、原発には湯水のようにカネを使ってる。
原発再稼働をしたら電気が余って送電網が不安定になると言っているに等しい。
原子力発電とセットの揚水発電の使用状況を明らかにすべきです。
(九州電力なら、宮崎県小丸川発電所、熊本県の大平発電所、佐賀県の天山発電所)

電力の安定供給の問題なら、原発の再稼働も同時に中断すべきです。需要が落ちる夜間に電力が余る。



経産省「把握甘かった」 再生エネ中断 無責任体質鮮明 2014年10月11日
 電力会社が再生可能エネルギーの買い取り手続きを相次いで中断している問題で、経済産業省は十日、状況把握が遅れた甘さを認めた上で、電力各社に詳細の調査などを求める通達を出した。買い取り制度をつくったのは経産省だが、最終的な手続きは電力会社任せで、責任の所在や途中経過がはっきりしないまま急に中断の事態となった。原子力と同じく電力事業の無責任体質が浮き彫りになっている。

経済産業省は十日、状況把握が遅れた甘さを認めた上で、電力各社に詳細の調査などを求める通達
原子力と同じく電力事業の無責任体質

電力事業の無責任体質が改まらない限り、原発再稼働も認めるべきではないです。政府の責任です。

 買い取り制度の手続きは、再生エネの発電事業者が経産省に申請して認定を受けた後、大手の電力会社に買い取りを申し込む。電力会社は需要を上回る申し込みが集まるなど、大規模停電を起こす可能性がある場合は拒否できる。

大規模停電を起こすという根拠が希薄です。
再生可能エネルギーは送電の容量が小さい地域にあるのが問題の1つだと思いますが、
大規模停電にならないでしょ。対処法もあるんじゃないの

 しかし、中断した九州、四国、東北、北海道、沖縄の五電力は、三月に駆け込み申請が殺到していたのに、沖縄を除く四電力は九月下旬まで半年間にわたって状況を説明せず、いきなり中断を表明したため混乱に拍車をかけた。経産省も各社の状況を把握せず需要を上回る計画を認定しており、新エネルギー対策課の松山泰浩課長は「甘かった側面もなかったとは言えない」と不備を認めた。

新エネルギー対策課の松山泰浩課長
「甘かった側面もなかったとは言えない」

 電力会社が買い取りを承諾した計画の中には、買い取り枠だけ確保しておいて発電施設着工のめどがないケースもあるとされ、経産省はこうした枠を中断で締め出された事業者に回すよう求める方針。このため通達で五電力に対し、すでに買い取りを認めた再生エネの事業者のうち、着工が遅れている案件を調べて報告するよう求めた。

買い取り枠だけ確保しておいて発電施設着工のめどがないケースもある
経産省はこうした枠を中断で締め出された事業者に回すよう求める方針

これをやるだけで、中断は不要になるかもね

 まだ中断していない東京、中部、北陸、関西、中国の五電力にも、急に中断を表明することがないよう現状の情報を提供するよう指示した。経産省は十日、電力各社の当面の受け入れ可能量を検証する専門部会を十六日に開くことも発表。再生エネを受け入れていくための中長期的な電力システムの在り方も話し合う。

再生エネを受け入れていくための中長期的な電力システムの在り方

こういうのは日本の得意な技術分野ですから解決可能です。
細々と工夫を積み上げていくのは得意なんですよ。
原発のような取り返しがつかない巨大システムは運用できない。



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