責任を取れ!


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東電経営陣に株主代表訴訟提訴 5兆5千億円の賠償請求
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東電経営陣に株主代表訴訟提訴 5兆5千億円の賠償請求

 福島第1原発事故で、東京電力の株主42人が5日、現・旧経営陣27人に計約5兆5千億円を会社に賠償するよう求める株主代表訴訟を東京地裁に起こした。株主側の弁護士によると、実際に審理が開始されれば国内の民事訴訟では過去最高の請求額になるという。

 株主側は、東電が2008年、マグニチュード(M)8・3の地震が福島県沖で起きれば福島第1原発に襲来する津波が最高15・7メートルに及ぶと試算したのに、歴代経営陣が防波堤のかさ上げなどの安全対策を怠ったため事故が起き、巨額の損害が出たと主張。勝訴して賠償金が得られれば、原発事故の被害者救済に充てるよう東電に求める。

2012/03/05 16:46 【共同通信】
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東電経営陣に5兆円賠償請求
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東電経営陣に5兆円賠償請求
3月5日 18時34分

福島第一原子力発電所の事故で、東京電力が巨額の損失を受けたのは、経営陣が安全対策を怠ってきたためだと主張して、株主たちが、歴代の会長や社長などに5兆円余りの賠償を求める株主代表訴訟を、東京地方裁判所に起こしました。

訴えを起こしたのは、福島県の個人株主4人を含む東京電力の株主42人です。
株主たちは「福島第一原発の事故は、経営陣が津波や地震に対する安全対策を怠ってきたために起きた」と主張して、国の委員会が周辺で巨大地震が起きる危険性を指摘した平成14年以降、東京電力の会長や社長それに原発担当の取締役を務めた27人に対し、合わせて5兆5045億円を会社に賠償するよう求めています。
請求した損害の額は、会社の第三者委員会の報告に基づいて計算したということで、株主たちは事故の被害者への賠償金に充てるよう求めています。
原告弁護団の河合弘之弁護士は「日本では、経営者個人の責任を追及しなければ会社の体質は変わらない。裁判を通じて原発業界の集団無責任体制を是正したい」と話しています。
一方、東京電力は「訴訟に関する回答は差し控えたい」とコメントしています。
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