子どもを守れ


除染実験には賛成なのですが、避難を遅らせる事には反対です。


飯舘村で除染実験は良いかもしれません。
しかし、配慮が必要ですね。
(〃бOб)ノ コラァ〜 ふくしま市政だより(9月号) 安易な除染によって、健康被害を拡大しそうです
でも指摘している通り、除染は危険な作業です。
1.住民の事前の退避(避難)が必要です。飯舘村なら計画的避難区域ですね。
2.原発作業に準じた装備が必要です。内部被ばくに注意した被ばく線量管理が必要です。
3.データを取りましょう。空気中への放射性物質の飛散データをみたことがありません。


20ミリシーベルト/年は無茶ですからね。
0.5マイクロシーベルト/時より低い放射線量にする必要があります。最低ラインね。


20110907_nhk

農地の表土削り取りなど実施へ NHKニュース
---全文転載
農地除染で表土削り取りへ
9月7日 2時30分

農林水産省は、東京電力福島第一原子力発電所の周辺の農地から放射性物質を取り除く実験を行った結果、農地の表面の土を削り取る方法や水で洗い流す方法などで、コメの作付けが可能な程度まで放射性物質を減らせることが分かったとして、これらの方法を実施に移す方針を固めました。

農林水産省は、福島第一原発の周辺の農地から放射性物質を取り除く方法を検討するため、ことし5月から福島県飯舘村などでさまざまな実験を進めてきました。その結果、農地の表面の土を削り取る方法や、水田に水を張ってかき混ぜ放射性物質を多く含む土の部分を取り除く方法などで、土壌1キログラム当たり1万ベクレル以上あった放射性セシウムを、2000ベクレルから3000ベクレル程度と、コメの作付け制限の目安となる5000ベクレル以下まで引き下げる効果が確認できたということです。このため農林水産省では、これらの方法を福島県飯舘村などの農地で実施に移す方針を固め、必要な費用を今年度の第3次補正予算案に盛り込む方向で調整を進めることになりました。農林水産省では、7日、鹿野農林水産大臣が飯舘村を訪れて、こうした方針を伝えたうえで具体化を急ぐことにしています。
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農相 原発周辺農地を除染へ NHKニュース
---全文転載
農相 原発周辺農地を除染へ
9月7日 17時57分

鹿野農林水産大臣は、福島県飯舘村を訪れ、東京電力福島第一原子力発電所の周辺の農地から放射性物質を取り除く実験の効果が確認できたとして、今後、農地の除染を進めていく考えを正式に明らかにしました。

鹿野農林水産大臣は、7日、福島県飯舘村を訪れ、ことし5月から農林水産省が放射性物質を取り除くための実験を行っている農地を視察しました。実験では水田の表面の土を削り取る方法で、土壌1キログラム当たりの放射性セシウムを4分の1の2600ベクレルまで引き下げられたということです。このほか、水田に水を張ってかき混ぜ、放射性物質を多く含む土の部分を取り除くなど、さまざま実験も行われました。その結果、1万ベクレル以上あった放射性セシウムを2000ベクレルから3000ベクレル程度と、コメの作付けができる水準まで引き下げることができたということです。鹿野大臣は、門馬伸市副村長らと会談し、実験結果を踏まえ、今後、農地の除染を進めていく考えを明らかにしました。門馬副村長は「除染なくして村民は村に戻れないので、あらゆる手段を使って対策を進めてほしい」と述べました。鹿野大臣は、会談のあと、「実験の成果を除染事業につなげ、できるだけ早く作付けができるようにしたい」と述べました。農林水産省では、必要な費用を今年度の第3次補正予算案に盛り込む方針で、地元と協議しながら実施を急ぐ方針です。
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2,000Bq/kgですか・・
Bq/kg→Bq/m2の変換 5cm取った場合 65倍、15cm取った場合 150倍で計算すると、
300,000Bq/m2
Bq/m2→μSv/hへの変換 282,000で割る計算をすると、
1.06μSv/h

(*б゛б)ウーン・・・山林を含めて、この効率で除染できれば、数年以内に可能ですね


農地「除染」実験、農水相が視察  MBSニュース - MBS毎日放送の動画ニュースサイト
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■ 農地「除染」実験、農水相が視察

 放射性物質に汚染された土地で、再び農業ができるのはいつになるのでしょうか。福島県飯館村で農地を「除染」する実験が進められており、鹿野農水大臣が現地を視察しました。

 福島県飯舘村。この春、村内すべての田畑で農作物が作れなくなりました。村全体が計画的避難区域に指定されたからです。

 田植えが行われていないはずの村で育った稲。飯館村では、放射性物質に汚染された農地を除染する「実験」が進められているのです。除染の効果が最も高いのが、田んぼの表面を削り取る方法です。

 「こちらの田んぼは、もともと1万ベクレルの放射性セシウムが検出されていたということですが、表面の土を削り取ることで2000から3000ベクレル。コメの作付けができる程度まで除染したということです」(記者)

 このほか、田んぼの水をかき回して粘土などについた放射性物質を取り除く方法も効果が高いといいます。これらの技術を組み合わせて、コメの作付けができる土1キロあたり5000ベクレルを下回るレベルの除染を目指します。

 一方、今年5月に植えられたのはひまわりのタネです。ひまわりには土の中の放射性物質を吸い取る効果が期待されています。

 刈り取られたひまわりは、周囲に放射性物質を飛ばさないよう特殊な焼却炉で燃やされます。

 「あちら、放射性物質に汚染された植物を燃やすために開発された焼却炉です。現在ひまわりを600度で蒸し焼きにしていて、最終的に重さを10分の1程度にして保管しやすくするということです」(記者)

 「実証試験をふまえ、できるだけ早く作付けができるようにすることが村民・町民の思いにつながると思う」(鹿野道彦 農水相)

 農水省は、こうした技術を実施するのに必要な費用を第3次補正予算に盛り込む方向で調整しています。(07日16:34)
---転載終わり

関連ブログ記事:
(。б_б。)ノハイ ヒマワリ除染は、ダメかもです


asahi.com(朝日新聞社):放射能汚染土、水洗いで除染に効果 東北大が開発 - 東日本大震災
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2011年9月6日23時30分
放射能汚染土、水洗いで除染に効果 東北大が開発

 校庭などで放射能を除染するためにはぎ取った表面の汚染土から、放射性物質を効率よく取り除く手法を東北大の石井慶造教授(放射線工学)らが開発し、実証実験を宮城・福島両県で進めている。水洗いして粒子の細かい粘土だけを抽出する。放射性セシウムが粘土に付着しやすい性質を利用した。6日の原子力委員会で明らかにした。

 粘土を取り除いた後の汚染土は放射線量が大幅に減って再利用が可能になるほか、廃棄物も減らせる。ただ、粘土の含有率によって除染効果も廃棄物の減容率も異なるという。

 石井教授らは4月、福島市の聖心三育保育園で実証実験をした。園庭700平方メートルの汚染土を表面から5ミリ分、計7トンはぎ取り、水を混ぜた後、手動のミキサーで砂利と泥水に分けた。

 さらに泥水を洗濯機で脱水し、粘土だけ分離。分離した粘土ははぎ取った汚染土の重さの8%だった。粘土の分離除去作業の後に検出された放射性セシウムは、元の測定値(1キロあたり3万ベクレル)の25分の1に減った。

 この方法だと大規模な施設を作らずに済むうえ、放射線量が低ければ粘土を取り除いた土を再利用できる可能性が高いという。(杉本崇)
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3万ベクレル ---> 1200ベクレル (б_б?)ハテナ? こっちのほうが効率がいいね!


とにかく、内部被ばくに注意してくださいNE!!