漏れるのが普通の記事になってきましたね



最大390万ベクレルを検出=ALPS容器のたまり水−福島第1・東電 2015/04/03-12:35
 福島第1原発で汚染水の放射性物質を吸着する装置「ALPS」(アルプス)の廃液を保管する容器上部に水がたまっていた問題で、東京電力は3日、水から高濃度の放射性物質が検出されたと発表した。東電は廃液自体の漏えいではないとみているが、詳しい原因を調べている。

福島第1原発
汚染水の放射性物質を吸着する装置「ALPS」(アルプス)の廃液を保管する容器上部に水がたまっていた問題

 東電によると、水は廃液保管容器2個のそれぞれ上部にあるふたのくぼみにたまり、最大でストロンチウム90などのベータ線を出す放射性物質が1リットル当たり390万ベクレル、セシウム134が同1900ベクレル、セシウム137が同7100ベクレルだった。

ストロンチウム90などのベータ線を出す放射性物質が1リットル当たり390万ベクレル
セシウム134が1リットル当たり1900ベクレル
セシウム137が1リットル当たり7100ベクレル





福島原発:廃液貯蔵の容器上部に高濃度の汚染水 2015年04月03日 13時06分
 東京電力は3日、福島第1原発の汚染水浄化装置「ALPS」(アルプス)の処理で出る放射性廃液を貯蔵しているコンテナ内の容器上部に高濃度の汚染水が一部たまっていたと発表した。濃度は放射性セシウムが1リットル当たり最大9000ベクレル、ベータ線を出す放射性物質が同390万ベクレル。いずれもコンクリート製のコンテナの内部にあり、東電は外部への影響はないとしている。

東電は外部への影響はないとしている

 見つかったのは、同原発南側構内で廃液を保管している「第二施設」の容器671基のうちの2基。容器は直径約1.5メートル、高さ約1.8メートルで、原則2基と一つのコンテナに保管。二つのコンテナ内のそれぞれ1基の上蓋(うわぶた)部分に汚染水がたまり、コンテナ内の床に漏れたものも含めて計約26リットルあった。容器内のガスを逃がす穴から出た水蒸気が結露した可能性があるという。【岡田英】

廃液を保管している「第二施設」の容器671基のうちの2基
原則2基と一つのコンテナに保管

二つのコンテナ内のそれぞれ1基の上蓋(うわぶた)部分に汚染水がたまり、
コンテナ内の床に漏れたものも含めて計約26リットル

容器内のガスを逃がす穴から出た水蒸気が結露した可能性がある





廃液保管容器から漏えい 液体は結露水か 4月3日 16時01分魚拓
東京電力福島第一原子力発電所で、汚染水処理の過程で出た廃液の保管容器から液体が漏れ出した問題で、漏れ出した液体は、廃液と比べて放射性物質の濃度が大幅に低いことが分かり、東京電力は、施設内で結露した水などがたまっていた可能性があると見てさらに調べています。

漏れ出した液体は、廃液と比べて放射性物質の濃度が大幅に低い
施設内で結露した水などがたまっていた可能性がある

2日、福島第一原発の汚染水を処理する過程で出た廃液を保管する容器の一つで、上部に液体がたまっているのが見つかり、作業員が容器に触れたところ、さらに内部から液体が漏れ出しました。
東京電力で容器から漏れ出したり上部にたまっていたりした液体を調べたところ、全体で25リットルあり、この中にはストロンチウムなどのベータ線という放射線を出す放射性物質が1リットル当たり300万ベクレル、放射性セシウムが8700ベクレル含まれていたほか、別の容器の上にも同じような成分の液体が1リットルたまっていたということです。

汚染水を処理する過程で出た廃液を保管する容器の一つ
全体で25リットルあり、この中にはストロンチウムなどのベータ線という放射線を出す放射性物質が1リットル当たり300万ベクレル、放射性セシウムが8700ベクレル含まれていた

別の容器の上にも同じような成分の液体が1リットル

これに対して廃液は1リットル当たり数百億ベクレルと極めて高濃度なことから、東京電力は、漏れ出した液体は廃液ではなく、容器を納めているコンクリート製の施設の中で結露した水や雨水が容器の隙間や上部にたまり、周囲の汚染を取り込んだと見て詳しく調べています。
また、東京電力は、容器から漏れ出した液体は施設の中にとどまっていて、外部への影響はないとしています。




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