いるかちゃん。自由と民主主義を実現したいから政権交代

自由でも民主的でもない自民党にNO!利権政治を終わらせよう!
岸田内閣は、予算委員会も開かずに解散しました。議論を否定する民主主義に対する挑戦です。質問に答えないで長々を話すのは自民党の伝統ですが、質問に答えて頂きたい。
岸田政権は、説明しないアベスガ政治の継続ばかりではなく更に劣化しています。

2号機

石棺がいいんじゃね : 新装置で溶融燃料の成分計測へ 取り出し手法の確立目指す(焼け太りの無駄遣い) : 1号機は、ほとんど融解。2号機は、70〜100%融解。

ゼロベースで見直して、石棺にする方法を考えようよ。



新装置で溶融燃料の成分計測へ 取り出し手法の確立目指す | 県内ニュース | 福島民報 2015/09/27 08:36
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 東京電力は平成28年度にも、福島第一原発1、2、3各号機に残る溶融燃料(燃料デブリ)の成分を正確に計測できる国内初の新型装置を導入する。燃料は事故により変質した可能性が高く、取り出し作業を安全に進める上で状況把握は不可欠だとされてきた。調査結果を詳細に分析した上で、廃炉作業で最大の課題といわれる燃料デブリの搬出法を確立する。

綺麗に全部を搬出するなど不可能ですよ。搬出先も確保していないでしょ
安全に石棺にる方法を考えるべきだ。


 日本原子力研究開発機構(JAEA)が新型装置の開発を進め、東電と導入時期などを協議している。
 装置の構造は直径数ミリの光ファイバーの本体部分と成分計測器からなり、遠隔操作できる。燃料デブリ調査のイメージは【図】の通り。高線量に耐える仕様を施した上で、装置を原子炉圧力容器内などに投入する。光ファイバーの先端部分にカメラやセンサーが取り付けてあり、燃料デブリに接近してレーザー光線を照射する。この際、発生した光を基に構成物質を調べる。
 原発事故では、溶けた核燃料が原子炉圧力容器を突き破る溶融貫通(メルトスルー)という現象が起きた。燃料デブリには圧力容器の金属をはじめ、原子炉格納容器底部のコンクリート、炉心冷却のために注入された海水の塩分などが混じっているとみられる。正確に成分を把握せずに取り出し作業を行えば、空気に触れて予想外の化学反応が起き、核物質が変化する懸念もあるという。
 東電は新型装置による計測で得られた結果を、燃料デブリの取り出し計画作りに反映させる。

これ、取り出すんじゃなくて調べるだけだよね。予算はいくらなの?

 JAEAは原発事故発生前の平成17年から、原子炉内にある核燃料の状況を離れた場所から正確に捉える目的で新型装置の研究を進めてきた。開発は最終段階を迎えており、光ファイバーの先端を確実に燃料デブリに近づける研究を急いでいる。
 JAEAの担当者は「廃炉の全工程で活用できる技術。早い時期に現場に投入できるようにしたい」としている。一方、東電は「成分分析の機器は画期的で、廃炉の加速につながる」と期待している。

廃炉の加速ってなんだww廃炉なんかできるのかww

   ◇  ◇
 東電は2月から5月にかけて、宇宙線「ミュー粒子」を利用し、1号機の燃料デブリの状況を調べた。原子炉圧力容器にあった核燃料は、ほとんど溶け落ちていた。2、3号機についても今後、調査する。
 4月には1号機の原子炉格納容器1階部分にロボットを投入。12地点で画像を撮影、放射線量の測定に成功した。しかし、燃料デブリがある位置や量、形状を把握できなかった。

1号機は、ほとんど融解。



2号機の核燃料 70%〜100%溶融か NHKニュース 9月26日 6時30分魚拓
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東京電力福島第一原子力発電所の事故で放射性物質の大量放出が起きたとされる2号機について、名古屋大学などが素粒子を使って原子炉を透視した結果、核燃料の70%から100%が溶け落ちている可能性が高いことが分かりました。国と東京電力は廃炉に向けてさらに調査を進めることにしています。

100%じゃないのー

福島第一原発の事故で放射性物質の大量放出が起きたとされる2号機について、東京電力はこれまで、核燃料の一部は原子炉の中心部に残っていると推定していました。
これに対し、名古屋大学などの研究グループは去年4月以降、さまざまな物質を通り抜ける性質がある「ミューオン」と呼ばれる素粒子を使って2号機の原子炉を透視する調査を行いました。その結果を解析したところ、原子炉の中心部に核燃料が残っていれば赤や黄色で示されるはずが、ほとんど反応が見られませんでした。
比較のために調査した5号機では中心部の核燃料がはっきりと映っていて、研究グループは、2号機の核燃料の70%から100%が溶け落ちた可能性が高いとしています。

100%じゃないのー

一方、原子炉の底にも核燃料の姿は明確には写っていませんが、この部分は調査の精度が低く、核燃料が原子炉を突き破って落下したかどうかはさらに分析を続ける必要があるということです。

原子炉を突き破ってる可能性が高そうですね

今回の結果は事故のすさまじさを改めて示すとともに、核燃料がどこにあるかは廃炉に向けた最大の難関である核燃料の取り出しの工程に大きく影響するため、国や東京電力は年内にも別の装置で2号機を透視する調査を改めて行うほか、原子炉の周囲にロボットを投入する準備を進めています。名古屋大学高等研究院の森島邦博特任助教は、「2号機の原子炉には核燃料も水もほとんど残っていない可能性がある。今後の廃炉に向けて役立てて欲しい」と話しています。
この調査結果は、26日、大阪で開かれる日本物理学会の大会で発表されます。

核燃料を取り出せると、本気で思ってるの?そろそろ、正直に取り出せないと言っちゃえよ

ミューオンとは

「ミューオン」は、宇宙を飛び交っている「宇宙線」と呼ばれる粒子が大気と衝突してできる「素粒子」の一種です。さまざまな物質の中を通り抜ける性質があるため、建物などを通り抜けたミューオンを観測することでレントゲン写真のように中を透視することができます。
これまでにも高エネルギー加速器研究機構などのグループが福島第一原発1号機の建屋を透視する調査を行っていて、ほとんどの核燃料が原子炉の底を突き抜けている可能性が高いことが明らかになっています。
今回の名古屋大学などの調査は、「原子核乾板」と呼ばれる特殊なフィルムを使って2号機を透視したうえで、結果をコンピューターで解析したもので、2号機の核燃料の状況が観測されたのは初めてです。

福島第1原発2号機、ベント失敗 東電がデータ確認 : 昨年10月調査で判明も隠蔽?!汚い政府東電

確認するだけで4年もかかるんですね。
てか、失敗した理由はわからないんですよね?新規性基準も怪しくなってくるよね




福島第1原発、ベント失敗 東電がデータ確認 2号機 2015/5/20 11:01魚拓
 東京電力は20日、福島第1原子力発電所事故で、2号機原子炉格納容器の圧力を下げる「ベント」と呼ぶ排気操作が失敗したことを示すデータを確認したと発表した。2号機は大量の放射性物質を放出しており、東電は放射性物質をある程度取り除いてから排気するベントが失敗したと推定していた。このことが裏づけられたという。

推定はしていました。

 福島第1原発事故に関する未解明の事象について確認していた作業でわかった。2号機は2011年3月11日の事故発生から3日間は原子炉への注水を維持できたが、注水が止まった後に炉心損傷した。同15日には、格納容器から大量の放射性物質を放出する事態に発展した。

はい

 東電は同14日、圧力上昇による格納容器の破損を防ぐためベントを試みたが、うまくいかなかった。ベントによって蒸気などが通るはずだった配管を昨年10月に調べたところ、閉止板(ラプチャーディスク)と呼ぶ装置の周辺に放射性物質による目立った汚染は見つからず、操作が失敗したことが裏づけられたという。閉止板は一定の圧力になると自動的に破れて、内部の圧力を下げる仕組みになっていた。

裏付けが取れたということ。

ちょっと、待った!昨年10月?また、隠してたのか
政府東電の隠蔽体質は何なんだ!原発再稼働の妨げになるからと予想。
汚い政府東電、安倍政権


 ベントが難航した結果、2号機では格納容器が破損し、放射性物質を含む気体がそのまま漏洩したとみられる。1、3号機ではベントに成功している。今後、失敗の原因や放射性物質の大量放出の経緯についても詳細を調べる方針だ。




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2号機「ベント」失敗の可能性 調査結果公表 5月20日 12時44分魚拓
東京電力は、福島第一原子力発電所の事故を巡る未解明の問題の検証作業で、放射性物質の大量放出が起きたとみられている2号機について、格納容器の破損を防ぐ「ベント」と呼ばれる操作が実際はできていなかった可能性が高まったとする調査結果を公表しました。

いつ調査したのか書いてないですね。

東京電力は、福島第一原発の廃炉に向けて未解明になっている事故の経緯の検証を続けていて、20日、新たに4件の調査結果を公表しました。
このうち2号機では、事故が発生した当時、原子炉を覆う格納容器の内部の圧力が限界に達していたため、破損を防ごうと、「ベント」と呼ばれる操作で水蒸気や放射性物質を外に放出しようとしましたが、圧力が下がらずに破損して大量の放射性物質が放出されたとみられていて、この原因の調査結果が報告されています。
この中では、ベントによって水蒸気や放射性物質が通るはずの装置の周辺の汚染を調べた結果、この装置の前後の配管では高い放射線量は検出されなかったことが分かったとしています。この結果は、実際には2号機でベントができていなかった可能性が高まったことを示していて、現場の状況によって裏付けられたのは今回が初めてです。

現場の装置の測定によって、ベントの失敗が確認されました。

東京電力は「今後も計画的に現場の調査を行って事故の詳しい状況を解明し、安全で確実な廃炉につなげていきたい」と話しています。




ベント失敗の可能性 福島第1原発2号機 2015/5/20魚拓
 東京電力福島第1原発事故で、2号機の格納容器内部の圧力を下げるために試みられた「ベント」と呼ばれる作業が失敗していた可能性が高いことが20日、分かった。ベントは蒸気を放出する作業で、2号機では実施できたかが不明だった。事故の未解明部分として東電が進めていた調査で初めて裏付けられた。

 2号機では事故発生5日目の2011年3月15日早朝、格納容器下部にある圧力抑制室が破損し、大量の放射性物質が漏れ出たとみられており、所員の多くが一時退避する事態につながった。

 東電はこの前日の14日午後9時ごろ、格納容器から排気筒につながる配管の弁を開ける操作を実施。敷地内の放射線量が一時上昇したが、格納容器圧力は下がらなかった。東電は原子炉建屋のどこかから放射性物質が漏れた可能性もあるとして、ベントができたかは「不明」としてきた。

 ベントは、格納容器圧力が一定以上に上昇した際、配管の途中の「ラプチャーディスク」と呼ばれるステンレス製の薄い板が破れることで放射性物質を含んだ蒸気が放出される仕組み。

 東電が昨年10月、ディスク付近の線量を測定した結果、目立った汚染は確認されなかった。ディスクは破れていないとみられ、ベントができていない可能性が高まったという。

昨年10月と書いてありますね。



ベント失敗のニュースは多いですが、昨年10月と書いてあるのは「日本経済新聞」「中國新聞」しか見つかりませんでした。



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老朽原発3基 審査開始 関西電力の高浜原発1、2号機、美浜原発3号機 規制委、新基準で初 : 想定外の劣化もあるはずですよ〜

想定外の劣化は、、想定外だからわかんなーいw

えっとですね、
原子炉本体や近くの配管や配線などは放射線量が高すぎて検査不能だと思われます。
それ以外にも莫大な量の配管や配線があるはずです。全て検査するのは不可能だと思います。





老朽原発:高浜1、2号機と美浜3号機 安全審査スタート 2015年04月02日 20時16分
 原子力規制委員会は2日、運転開始から40年超の運転を目指す関西電力高浜原発1、2号機、美浜原発3号機(いずれも福井県)について、再稼働に向けた安全審査の初会合を開いた。規制委が、原則40年に制限されている運転期間の延長を目指す「老朽原発」を審査するのは初めて。

関西電力高浜原発1、2号機、美浜原発3号機(いずれも福井県)

40年を超える原発稼働は、例外中の例外だったはずです。
こんなに簡単に再稼働の審査をするなら、同じくらい簡単に原発事故も起きそうですね。

 高浜1号機は運転開始から40年、同2号機は39年、美浜3号機は38年たつ。運転期間が40年を超える老朽原発は、新規制基準に基づく安全審査と、原子炉設備などの老朽具合を調べる「特別点検」を実施し、老朽化対策に関する審査をクリアすれば1度だけ最長20年の運転延長ができる。

40年を超える原発稼働は、例外中の例外だったはずです。

 審査の焦点の一つは火災対策。3基が使用するケーブルの大部分は可燃性のため、関電は防火塗料を塗るなどして対策を進める計画だが、規制委からは「防火塗料で難燃ケーブルと同じ性能があるといえるのか」などの指摘が出た。

ケーブルくらい全部交換しろや

 また、高浜原発では、1、2号機を稼働させない前提で3、4号機の審査に合格した。1、2号機を稼働させる場合、4基が同時に事故を起こすことを想定する必要があり、規制委はこの点についても「厳しく審査する」とした。

んじゃ、3、4号機の審査合格も取り消しだよね。まさか、そのままじゃないよね。

 関電は今後の審査で指摘に答える予定。運転延長の審査には期限があり、高浜1、2号機は来年7月、美浜3号機は同11月までに規制委の全ての審査を終えなければ廃炉となる。【鳥井真平】






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老朽原発3基 審査開始 高浜・美浜 規制委、新基準で初 2015年4月2日
 原子力規制委員会は二日、関西電力の高浜原発1、2号機、美浜原発3号機(いずれも福井県)が、新規制基準に適合しているかどうか確認する第一回の審査会合を開いた。三基は運転開始から三十八〜四十年となる「老朽原発」で、新基準による老朽原発の審査は初めて。

「老朽原発」で、新基準による老朽原発の審査は初めて

 原発の運転期間は原則四十年に制限されており、四十年を超す運転には新基準の審査に加え、老朽化対策に特化した別の審査も必要。高浜1、2号機は来年七月、美浜3号機は来年十一月までに二つの審査に適合しないと廃炉が濃厚となる。

時間切れでしょ

 関電は会合で、設計の古い三基の火災対策として、新基準が求めている難燃性ケーブルの代わりに、通常のケーブルに防火塗料を吹き付けて対応する部分があると説明。規制委側は性能や耐久性などを今後、詳しく説明するよう求めた。

難燃性ケーブルの代わりに、通常のケーブルに防火塗料を吹き付けて対応する部分がある

無理がありすぎ

 また、高浜1、2号機で過酷事故時の被ばく低減のため格納容器の上に設置する鉄筋コンクリート製のドームについて耐震性への影響を問う意見が出たほか、海抜六メートルの防潮堤を設置する美浜3号機では「津波が論点となる」との指摘も出た。規制委は次回の審査会合で具体的な審査の論点を提示する。

高浜1、2号機で過酷事故時の被ばく低減のため格納容器の上に設置する鉄筋コンクリート製のドームについて耐震性への影響を問う意見

海抜六メートルの防潮堤を設置する美浜3号機では「津波が論点となる」との指摘

無理がありすぎ

 関電は運転開始から四十年を超え、出力が小さい美浜1、2号機の廃炉を決めている。一九八五年に運転開始した高浜3、4号機は新基準の審査に適合している。




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福島第一原発 : 1号機核燃料 ほぼ全量溶融。2号機も炉心溶融を確認

燃料デブリを取り出すなど可能なの?
チェルノブイリのように石棺とドームで封印するしか無いんじゃないの?問題は地下水ですが





核燃料 ほぼ全量溶融 宇宙線利用調査で確認 2015年3月20日
 東京電力は十九日、宇宙から地球に降り注ぐ宇宙線から生じる「ミュー粒子」を利用して福島第一原発1号機を調査した結果、原子炉内の核燃料がほとんど溶け落ちていることを確認したと発表した。燃料溶融を調査により確認したのは初めて。

福島第一原発1号機
原子炉内の核燃料がほとんど溶け落ちていることを確認したと発表

初期段階から知ってたけど、政府東電などは否定してたね。
まあ、画像で見えたのは画期的ではある。

 東電は1号機について、事故時のデータ解析などから、ほとんどの燃料が溶融して格納容器に落下したとみており、今回の調査結果はこれを裏付ける内容。今後、2号機でも調査を実施する。

データ解析と同じ結果

 燃料溶融した1〜3号機は原子炉建屋内の放射線量が極めて高く、人が入って調べることができない。東電は今回の結果を、廃炉工程で最難関となる溶けた燃料(デブリ)の取り出し方法の検討に活用する。東電は「(炉内に燃料が)ないと分かっただけでも絞り込んだ検討ができる。大きな進歩だ」としている。

東電
「(炉内に燃料が)ないと分かっただけでも絞り込んだ検討ができる。大きな進歩だ」

どの辺が前進したのですか。詳しく教えてw

 ミュー粒子はほとんどの物質を透過する一方で、ウランなど密度が高い物質にぶつかると吸収されたり進む方向が変わったりする性質がある。
 調査はこの性質を利用して開発された測定装置を使用。二月から原子炉建屋脇に設置した二台の装置で建屋を抜けるミュー粒子を測定し、燃料の位置や分布を調べたところ、炉内に燃料を確認できなかった。今後、データを蓄積し、炉内に大きさ一メートル未満のデブリが残っていないか調べる。デブリがたまっているとみられる格納容器底部は、今回の装置では観測できず、東電は遠隔操作のロボットによる調査を検討している。

デブリがたまっているとみられる格納容器底部

根拠は?無いよね?

 <ミュー粒子> 宇宙から地球に無数に降り注ぐ宇宙線が大気に衝突して生じる「2次宇宙線」に含まれる素粒子の一つで、ミューオンとも呼ばれる。1930年代に発見された。地上には1平方メートル当たり毎分約1万個のミュー粒子が降り注いでいる。物質を通り抜ける透過力が強いため、火山のマグマ観測やエジプトのピラミッドの内部調査などに活用されるほか、テロ対策で核物質を探知する技術にも使われている。








福島第1原発:「透視」画像公表 大きな燃料確認されず 2015年03月19日 20時04分(最終更新 03月19日 22時23分)
 東京電力は19日、宇宙線を利用して福島第1原発1号機の原子炉内をエックス線写真のように「透視」した画像を公表した。原子炉圧力容器内の核燃料が収められていた位置に1メートル以上の大きな燃料は確認されなかった。燃料の大部分が溶け落ちたとする東電などの計算結果が裏付けられた。

1メートル以上の大きな燃料は確認されなかった

 原子炉の内部を、直接画像で確認したのは初めて。今後、格納容器下部にカメラを搭載したロボットを入れ、溶け落ちた燃料の場所などを調べる。

原子炉の内部を、直接画像で確認したのは初めて

 調査は、宇宙から降り注ぐ宇宙線が地球の大気に当たって生じる素粒子「ミュー粒子」を利用。ミュー粒子はコンクリートなどは透過するが、核燃料のように密度の高い物質には吸収される。2月12日〜3月10日に撮影した結果、本来燃料があった場所は白っぽく写り、燃料がほとんど残っていないことが確かめられた。今回の調査では1メートル程度の大きさの燃料が検知できるという。【斎藤有香】








福島、2号機も炉心溶融を確認 名古屋大、ミュー粒子使い 2015年3月20日 14時22分
 名古屋大は20日、宇宙から地球に降り注ぐ宇宙線から生じる「ミュー粒子」を利用して東京電力福島第1原発2号機を調べた結果、原子炉内の核燃料が少なくなっており、炉心溶融が裏付けられたと発表した。

東京電力福島第1原発2号機
原子炉内の核燃料が少なくなっており、炉心溶融が裏付けられた

 東電は19日、ミュー粒子を使って1号機で燃料がほぼ全量溶け落ちたことを確認したと発表したが、2号機での確認は初めて。

 名古屋大は、ミュー粒子を観測できる特殊なフィルムを使い、原子炉圧力容器の周辺を透視。2号機と、炉心溶融していない5号機を比較した。

 2号機と5号機で2014年4〜7月に計5回観測したところ、5号機に比べ、2号機の燃料が少ないことが確認された。






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40年前後の老朽原発 : 関電の高浜原発1、2号機と美浜原発3号機 運転延長の審査を申請 : 美浜原発1号機と2号機(関電)、敦賀原発1号機(日本原電)は廃炉

原発の運転期間を原則40年に限定し、例外的に最長20年の延長を認める制度
40年運転した老朽原発は廃炉しろ!
例外を当然のように認めるな!





高浜原発1、2号機と美浜原発3号機 審査を申請 3月17日 17時27分魚拓
関西電力は、福井県にある高浜原子力発電所1、2号機と、美浜原子力発電所3号機について、原子力規制委員会に再稼働の前提となる審査を申請しました。しかし、いずれも運転開始から40年前後がたっていて、関西電力が目指す再稼働には数多くのハードルがあります。

関西電力は、福井県にある高浜原子力発電所1、2号機と、美浜原子力発電所3号機
原子力規制委員会に再稼働の前提となる審査を申請
いずれも運転開始から40年前後

老朽原発なんだから廃炉するのが当たり前だ!

17日、関西電力の水田仁副事業本部長が原子力規制委員会を訪れ、高浜原発1、2号機と美浜原発3号機について、再稼働の前提となる審査を申請しました。
今回の申請を受けて規制委員会は、これら3基の安全対策が原発事故後に作られた新しい規制基準を満たしているか審査することになります。
また、国は原発の運転期間を原則40年に限定し、例外的に最長20年の延長を認める制度を導入していますが、高浜原発1、2号機は運転開始からすでに40年がたっているため、再稼働するには、▽原子炉などの老朽化の状況を詳しく調べる「特別点検」を行ったうえで、ことし7月までに延長を申請し、▽さらに来年7月までに審査に合格するだけでなく、詳しい設計の認可も終わっている必要があります。
さらに、美浜原発3号機も来年12月で40年になるため、運転期間を延長するには、来年11月末までに審査に合格し、設計の認可まで終えている必要があります。

国は原発の運転期間を原則40年に限定し、例外的に最長20年の延長を認める制度を導入しています

高浜原発1、2号機は運転開始からすでに40年がたっているため、
再稼働するには、
▽原子炉などの老朽化の状況を詳しく調べる「特別点検」を行ったうえで、ことし7月までに延長を申請し、
▽さらに来年7月までに審査に合格するだけでなく、詳しい設計の認可も終わっている必要があります

美浜原発3号機も来年12月で40年になるため、
運転期間を延長するには、
来年11月末までに審査に合格し、設計の認可まで終えている必要があります

許可するな!

3基は、建設時期が古いため審査に時間がかかる可能性もあり、もし期限内に手続きが終わらなければ運転延長が認められずに廃炉を迫られることになります。
関西電力の水田副事業本部長は「時間切れにならないように真摯(しんし)に対応してできるだけ早く審査に合格し、認可まで得られるよう努めていきたい」と話しています。


時間切れになーれ!

一方、先月審査に合格した高浜原発3、4号機は、1、2号機が停止していることが前提となっていたことから、関西電力は審査を一部やり直すため、3、4号機の審査を改めて申請しました。

電力会社の甘えの体質が如実に現れています。
関西電力に原発を運用する倫理を求めるのは、永久に無理でしょうね。

民間企業に原発を運用する責任能力はありません。再稼働するなら国有でやれ







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関電と日本原電 廃炉を決定・届け出 3月17日 18時59分魚拓
関西電力と日本原子力発電は、運転開始から40年以上たつ老朽化した3基の原発の廃炉を17日開いた取締役会で正式に決定し、経済産業大臣に届け出ました。原発事故後に福島第一原子力発電所以外で原発の廃炉が決まるのはこれが初めてとなります。

関西電力と日本原子力発電は、
運転開始から40年以上たつ老朽化した3基の原発の廃炉を17日開いた取締役会で正式に決定
経済産業大臣に届け出

判断が遅すぎる。経営能力がないんだな。保護されている会社は駄目な典型

このうち関西電力は、17日午前に開いた取締役会で福井県にある美浜原発1号機と2号機の廃炉を正式に決定しました。
そして八木誠社長が、福井県庁を訪れて西川知事に対し、廃炉を判断した理由について「安全対策にかかる費用や運転ができる期間などを総合的に判断した結果、廃炉とすることに決めた」と説明しました。

関西電力
福井県にある美浜原発1号機と2号機の廃炉を正式に決定

日本原子力発電も、同じく福井県にある敦賀原発1号機の廃炉を17日の取締役会で正式に決定し、濱田康男社長が福井県庁を訪れ、西川知事に報告しました。

日本原子力発電
福井県にある敦賀原発1号機の廃炉を17日の取締役会で正式に決定

両社は、電気事業法に基づき経済産業大臣に廃炉を届け出て、3基の原発は来月27日付けで法的に廃炉となる予定です。
4年前に起きた原発事故のあとに福島第一原発以外で原発の廃炉が決まるのは、これが初めてとなります。
また、▽九州電力は玄海原発1号機を、▽中国電力は島根原発1号機を廃炉にすることを、18日開く取締役会でそれぞれ決めることにしています。

▽九州電力は玄海原発1号機を、▽中国電力は島根原発1号機を廃炉にする

この横並び意識!発送電分離を早めて競争させなきゃダメだ。

原発を再稼働させる場合には安全対策に多額の費用がかかりますが、各社は、廃炉を決定する5基の原発の発電規模が比較的小さいことから、多額の費用をかけて運転を継続しても経営上の利点は少ないと考えているものとみられます。




関連ブログ記事:
2015年03月18日15:41 40年前後の老朽原発 : 玄海原発1号機(九州電力)、島根原発(中国電力)は廃炉 : 老朽原発の廃炉と原発再稼働は何の関連もない。論理的に



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2号機格納容器水位は30cm これまで考えられていた半分程度

原子炉近くは未知の世界ですね。

汚染水が漏れたとか何とかが多発していますが、それって、技術力などいらない部分のミスですからね。
先が思いやられます。



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2号機格納容器水位は30cm 06月11日 09時51分魚拓
東京電力福島第一原子力発電所2号機で、溶け落ちた核燃料があるとみられている格納容器内部の水位が、およそ30センチと、これまで考えられていた半分程度であることがわかりました。

半分というのは、かなり想定が違ってくると思います。

東京電力は、内部の温度などから、安定して冷却できているとしていますが、詳しい状況はわかっておらず、さらに調べることにしています。

ちゃんと調べてね。

福島第一原発2号機では、事故で溶けた核燃料が原子炉の底を突き破り、格納容器の下に落ちているとみられていますが、詳しい状況はわかっておらず、今月から、水位計と温度計を入れる調査が行われています。
その結果、格納容器内部の水位は、底からおよそ30センチと、おととしの内視鏡を使った調査から考えられていた60センチの、半分程度であることがわかりました。
東京電力は、内部の温度が35度前後であることから、核燃料は安定して冷却できているとしていますが、すべて水につかっているかはわからないということです。

すべて水につかっているかはわからない

水位とほぼ同じ高さには、「ベント管」と呼ばれる大きな配管があり、東京電力は、水は、この「ベント管」から、その先にある「圧力抑制室」というドーナツ状の設備に流れて行き、この圧力抑制室のどこかにある損傷か所から、建屋の地下などに流出しているとみています。

建屋の地下などに流出?

福島第一原発では、格納容器の損傷か所を補修し、水を満たしたうえで、核燃料を取り出す計画で、東京電力は、核燃料の状況や圧力抑制室の具体的な損傷か所を、詳しく調べることにしてます

水を満たしたうえで、核燃料を取り出す計画に無理があると思っています。



続きを読む

人為的事故を連発する東電 : 汚染水100トン(2億3000万ベクレル)漏えい。2号機の圧力容器の温度計を壊す。

ねぇねぇ、あべちゃん!アンダー・コントロールしてください



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汚染水100トン、せき外に=放射能濃度2億ベクレル超−タンクから・福島第1 2014/02/20-11:59
 東京電力は20日、福島第1原発で放射性物質を含む汚染水を保管しているタンクの上部で漏えいが見つかり、汚染水がせき外に流出したと発表した。約100トンが流出し、水からはストロンチウム90などのベータ線を出す放射性物質が1リットル当たり2億3000万ベクレル検出された

約100トン
ストロンチウム90などのベータ線を出す放射性物質が1リットル当たり2億3000万ベクレル

 流出量約100トンは、国際原子力事故評価尺度(INES)8段階のうち重い方から5番目の「レベル3」と判断された昨年8月の約300トンに次ぐ深刻な事態。

かなり大きい事故ですよね?

 東電によると、巡回中だった協力企業の作業員が19日午後11時25分ごろ、護岸から約700メートル西側の汚染水を保管するタンク群の1基で、天板部から水が垂れているのを発見した。
 漏れた水は雨どいを通じてタンク群を囲むせき外にも流出。表面線量を測定したところ、ベータ線で毎時50ミリシーベルトだった。
 漏えいが発覚する前の同日午後2時すぎには、タンクの水位が高いことを示す警報が鳴っていたが、異常が確認できなかったことから、機器のトラブルと判断したという。

天板部から水が垂れているのを発見
漏れた水は雨どいを通じてタンク群を囲むせき外にも流出

午後2時すぎには、タンクの水位が高いことを示す警報
午後11時25分ごろ、天板部から水が垂れているのを発見

深刻ですね!警報を無視するというのは考えられない。機器のトラブルが連発しているのでしょうか??

 タンクには汚染水を受け入れるための弁が3カ所あり、本来は全て閉まっているはずなのに、2カ所は開いた状態だった。閉まっていた弁も故障して水を通す構造になっていた可能性があるといい、汚染水が供給され続けた結果、タンクからあふれたとみられる。2カ所の弁を閉めたところ、漏えい量は減少したといい、東電は原因を調べている。

2カ所は開いた状態だった。閉まっていた弁も故障して水を通す構造になっていた可能性がある

全部壊れていた可能性もあるのかな??

 雨どいの汚染水にはベータ線を出す放射性物質のほか、放射性セシウムが同1万3100ベクレル含まれていた。東電は「近くに排水路がなく、海への流出はないと考えている」と話している。
 事態を受け、原子力規制委員会は20日、東電に早急な漏えい防止や汚染範囲の特定などを指示。漏れは20日午前5時40分ごろに停止したという。




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高濃度汚染水100トン漏れ タンク弁開きっぱなし 2014年2月20日
 東京電力は二十日、福島第一原発で原子炉を冷却した後の水を貯蔵するボルト締め型タンクの上部から約百トンの処理水が漏れ、周辺敷地に流れ出したと発表した。処理水には一リットル当たり二億ベクレル超と超高濃度の放射性ストロンチウムなどが含まれていた。閉まっているはずのタンクの弁が開きっぱなしになっており、誤って水を入れすぎたのが原因とみられる。

一リットル当たり二億ベクレル超と超高濃度の放射性ストロンチウムなど

 高濃度の処理水漏れ事故は、昨年四月に止水性能が劣る地下貯水池(漏れ量は不明)で発生。さらに八月にタンク底板の接ぎ目の止水材がずれて三百トン、十月にはタンクが傾いているのに水を入れすぎて〇・四トンが漏れた。
 東電によると、十九日午後十一時二十五分ごろ、巡回中だった下請け企業の作業員が4号機の西側にあるタンク群の一基で、天板の接ぎ目付近から水漏れしているのを見つけた。

何度も漏れてますね。

 発見の九時間半ほど前には、タンクの水位計がほぼ満水を知らせる警報を発していた。
 この時点ではタンク周辺に水漏れなどの異常は見つからなかったため、東電は現場で実際の水位を確認しないまま水位計の故障と判断し、特段の対策は取らなかったという。
 しかし、実際にはタンクに取り付けられた処理水を受け入れるための二つの弁が開きっぱなしになっており、水位はさらに上昇し、遅くとも深夜には処理水があふれ出すレベルに達していた。

警報があったのに・・・

 タンク群の周囲には、コンクリート製の堰(せき)があり、処理水は食い止められるはずだった。しかし、タンクには、天板に降った雨を堰の外に直接排出する雨どいが取り付けられており、これが裏目となって処理水が敷地へ大量漏出した。東電は「近くには排水溝がなく、海への流出はないと考えている」と強調している。




「温度計」1個が故障 福島第1原発2号機の圧力容器 2014年2月20日
 東京電力は19日、福島第1原発2号機で、原子炉圧力容器底部の温度を監視している温度計2個のうち、1個が故障したと発表した。作業員が温度計の点検の際、誤って過剰に電圧を掛けたことが故障の原因としている。残り1個は正常に作動しており、東電は「冷温停止状態は保っている」と説明した。

作業員が温度計の点検の際、誤って過剰に電圧を掛けたことが故障の原因

 2号機は炉心溶融(メルトダウン)を起こし、圧力容器底部に溶けた燃料の6〜7割がたまっていると推定されている。東電は故障した温度計を交換する方針だが、現場は放射線量が高いため時期は未定。同容器底部の温度監視は重大事故の防止に向けた重要な対応だが、当面は温度計1個のみで監視することになる。

当面は温度計1個のみで監視
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2号機水漏れ箇所 : 特定できず

廃炉どころか、調査も進んでいません。


2号機水漏れ箇所特定できず 03月16日 13時08分魚拓
大量の汚染水が漏れているとみられる東京電力福島第一原発2号機で、新型のロボットを使った調査がきのう終わり、今回、調査した格納容器の周辺では水漏れしている箇所は特定できませんでした。この調査は、2号機の格納容器内の水位が低いことから去年12月から4足歩行のロボットとカメラを取り付けた小型車を使って、水漏れがないか調べていたものです。東京電力は、格納容器の下の部分にある圧力を逃がす「ベント管」の周辺が壊れているのではないかとみて、調査を進めてきました。ロボットの不具合で調査はおよそ2ヶ月半中断しましたが、きのうまでに対象の8本すべての「ベント管」を調べ、見えている範囲では水漏れの箇所は確認できなかったということです。

2号機の格納容器内の水位が低い
8本すべての「ベント管」を調べ、見えている範囲では水漏れの箇所は確認できなかった

東京電力によりますと漏れた汚染水が外部に流出している恐れはないとしています。
将来的に溶けた核燃料を取り出す際には、高い放射線を遮るため原子炉とその外側の格納容器の中を水で満たす必要があり、水漏れ箇所の特定は欠かせません。
東京電力では今後、格納容器の下にある「圧力抑制室」などで水漏れが起きていないか新たな調査を検討することにしています。

東京電力によりますと漏れた汚染水が外部に流出している恐れはないヾ(бoб;o) ォィォィ なぜ?理由は??
格納容器の下にある「圧力抑制室」などで水漏れが起きていないか新たな調査を検討する



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ふくいち 2号機の温度計 : 4本の調査ともに原子炉まで届かず 計画の遅れは必至?

元々が甘い計画ですから、遅れますよねぇ・・


温度計増設今の状態では困難 03月01日 12時45分魚拓
東京電力福島第一原発の2号機では、溶けた核燃料の冷却を監視する温度計の増設に向けた事前の調査が先月28日に終わり、いまの状態では増設が難しいことがわかりました。
東京電力は、増設に向けてさらに検討を進める方針ですが、当初の計画は遅れる見通しです。

成功して欲しかったのですが、

2号機では、原子炉の底にあるとみられる溶けた核燃料の冷却を監視する温度計の増設が課題で、東京電力は、原子炉につながる配管を通して新しい温度計を設置できないか、先月25日から調査を行なっていました。
調査は、直径7ミリの配管4本に小型カメラを入れて行われ、先月28日、すべての調査が終わりましたが、いずれも配管内で異物が見つかるなどして、小型カメラは原子炉まで届きませんでした。
これによって、いまの状態では温度計の増設は難しいことがわかりました。

残念

東京電力は、異物の分析を進めて取り除く方法を模索するなど、増設に向けてさらに検討を進める方針ですが、来月中に増設する当初の計画は遅れる見通しとなりました。
事故からまもなく2年、原子炉の周辺では、高い放射線量に阻まれて計画通り作業を進めることが今なお難しい現状が改めて浮き彫りとなりました。

何か、他の方法はあるのでしょうか?


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ふくいち 2号機の温度計 : 入らないんですって

成功して欲しいですね


1本目の調査: 原子炉まで半分まで
2本目の調査: 原子炉まで4分の1まで
残る2本の配管の調査を27日と28日で行う


2号機温度計新設に向け調査 02月27日 11時01分魚拓
原子炉内で溶けた核燃料の冷却を監視する温度計の増設に向けて、事前の調査が行われている東京電力福島第一原発の2号機では、25日に続いて26日も調査用のカメラを原子炉に入れることができませんでした。
2号機では、溶けて原子炉の底にあるとみられる核燃料の冷却を監視する温度計の増設が課題となっていて、東京電力は、原子炉につながる直径7ミリの配管から新しい温度計を差し込めないか、カメラで確認する調査を25日に始めました。

一昨日から始めていたようです。

対象となる配管は全部で4本あり、このうち1本目の調査では、原子炉まで半分ほど進んだところの配管内の仕切りで、26日行われた2本目の配管の調査では、格納容器に入ってすぐ、原子炉まで4分の1ほど進んだところに異物があったため、そこから先にカメラを入れることができませんでした。東京電力によりますと、異物は配管内の半分ほどを占めているとみられ、何かは特定できていないということです。
東京電力は、残る2本の配管の調査を27日と28日で行うことにしています。

今日と明日です。(今日の結果は不明)


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2号機温度計 新たに上昇傾向 監視対象から除外


ヽ(б0бヽ)Ξ(/б0б)/ えー


福島第一原発2号機温度計、新たに上昇傾向
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福島第一原発2号機温度計、新たに上昇傾向

 先月、温度計の異常があった福島第一原発2号機で、新たに1台の温度計が上昇傾向を示し、「東京電力」は信頼性が薄いとして、監視対象から外したと発表した。  福島第一原発2号機は先月、原子炉圧力容器の底の温度を測る6つの温度計のうち、1つが異常な数値を示し、故障と断定、残る5つの温度計で監視を続けていた。  しかし、1日から2日にかけて、このうちの1つが上昇傾向を示し、2日午後11時に58.5℃と、他の温度計より13〜18℃高い値を示したため、信頼性が薄いとして監視の対象から除外した。
[ 3/3 13:49 NEWS24]
---ここまで

2号機温度計 41個中8個が故障


新たに故障するおそれもあり、
さらに、原子炉の状況を把握できなくなる可能性があります。心配ですね。



温度計 新たに入れることも検討
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温度計 新たに入れることも検討
2月16日 18時30分

東京電力福島第一原子力発電所2号機で温度が上昇していた温度計について、東京電力は故障と断定しました。
2号機の原子炉周辺の温度計は、蒸気や塩分がある厳しい環境で、すでに2割が故障していて、今後も新たに故障するおそれがあることから、東京電力は、原子炉に新たに温度計を入れるなどの対策を検討することにしています。

福島第一原発2号機で原子炉の温度計の1つが高い値を示した原因について、東京電力は詳しい解析や実験を行い、結果を国に報告しました。
それによりますと、問題の温度計だけが高い温度を示すには、近くに溶けた核燃料の60%以上が集まっている必要があり、状況から考えにくいことや、温度計の一部を断線ぎみにして電気抵抗が高くなる状態で実験したところ、今回と同じような温度上昇を示したということで、東京電力は故障と断定しました。
故障の原因については、格納容器の中の蒸気や、原子炉を冷やすために入れた海水による塩分の影響で、温度計の回路が劣化した可能性があるとみています。
東京電力によりますと、2号機の原子炉の周辺には41の温度計がありますが、すでに2割に当たる8つが故障しているということで、今後も新たに故障するおそれがあります。
このため、原子炉につながる配管に温度計を入れるなどして、原子炉の状態を把握する別の方法を検討することにしています。
しかし、原子炉に容易に近づけないことなどから、検討には1年から2年程度、かかるとみています。
東京電力は当面、故障した以外の温度計や、格納容器の放射性物質の濃度などを総合的に検討し、冷温停止状態にあるかを判断するとしていますが、今後も難しい対応を迫られそうです。
---ここまで

2号機原子炉 温度計90度超える 東電「再臨界ない」 細野豪志原発事故担当相「冷温停止状態変えぬ」


東電:
温度計の故障の可能性が高い


関連:
2号機原子炉 保安規定上限超す82度 冷温停止状態はどうなるの?


2号機温度計、90度超える=東電「再臨界ない」、注水増−温度計故障か・福島第1
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2号機温度計、90度超える=東電「再臨界ない」、注水増−温度計故障か・福島第1

 東京電力は13日、福島第1原発2号機の原子炉圧力容器底部の3カ所にある温度計のうち、突出して高い数字を示している一つの温度計が午前11時に93.7度に達したと発表した。新保安規定での運転制限基準は80度だが、同温度計は12日午後、「冷温停止状態」を達成したとされた昨年12月以降で初めて80度を超えた。
 東電は、11日夜に冷却水の注入量を毎時1トン増やしたが70〜90度台の変動が激しいため、温度計の故障の可能性が高いとみている。残りの温度計は低温で安定している。
 東電によると、問題の温度計は12日午後、80度を超えた。13日午前5時に89.6度、11時には93.7度を記録した。残り2カ所は32〜33度台に下がった。
 東電は12日未明に原子炉内のガスを分析。キセノン135が検出限界未満であることから、溶融燃料で核分裂が連鎖する再臨界が起きていないと判断した。念のため再臨界を防ぐホウ酸水を注入した。冷却水は毎時3.3トン増やし、過去最大レベルの同17.4トンにした。(2012/02/13-12:58)
---ここまで


福島2号機:高温表示に細野担当相「冷温停止変えぬ」
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福島2号機:高温表示に細野担当相「冷温停止変えぬ」
2012年2月13日 12時39分 更新:2月13日 14時0分

 細野豪志原発事故担当相は13日午前の衆院予算委員会で、東京電力福島第1原発2号機の原子炉内の温度上昇について「心配をかけおわびする」と陳謝したうえで「現段階では冷温停止状態の判断を変える必要はない」と説明した。経済産業省原子力安全・保安院の深野弘行院長も「(核分裂が連続する)臨界のような兆候はなく、原子炉は安定的に管理されている」と述べた。吉野正芳氏(自民)への答弁。【坂口裕彦】
---ここまで

2号機原子炉 保安規定上限超す82度 冷温停止状態はどうなるの?

追記:19:15 グラフです
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2012/02/12 17:20:57
iwakamiyasumi2 120221 東電会見午後 2号機圧力容器温度上昇による緊急会見(17:00〜) ( #iwakamiyasumi2 live at http://t.co/MiIE0QIW)

2012/02/12 17:38:53
2号機82度が最高温度。指示不良(故障)の可能性を強調しています。 ( #iwakamiyasumi2 live at http://t.co/MiIE0QIW)


関連:
2号機原子炉 74.9度 「冷温停止状態」宣言後の最高温度 追記:午前10時78.3度に上昇!!



福島2号機容器が82度に、保安規定上限超す
---ここから
福島2号機容器が82度に、保安規定上限超す

 東京電力は12日、上昇傾向を示している福島第一原子力発電所2号機の圧力容器底部の温度が同日午後2時20分に約82度に達し、保安規定で温度管理の上限として定める80度を超えたと発表した。

 これを受け、午後3時30分には、原子炉に注入する冷却水を毎時約3トン増やし、計17・4トンに変更する作業を完了した。

 ただ、温度が上昇しているのは、圧力容器底部の温度計3個のうち1個だけで、ほかの温度計は35度前後で安定しているという。原子炉の気体の分析でも、核分裂で発生するキセノン135は検出されておらず、東電は再臨界の恐れはないと説明している。

 昨年末に政府と東電が宣言した「冷温停止状態」は、原子炉の温度が100度以下であることなどが条件で、東電では、20度程度の測定誤差を考慮して、80度以下に維持すると定めている。

(2012年2月12日16時14分 読売新聞)
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2号機圧力容器、80度超え 冷温停止状態の条件満たさず
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2号機圧力容器、80度超え 冷温停止状態の条件満たさず
2012.2.12 16:17

 東京電力は12日、福島第1原発2号機の原子炉圧力容器下部の温度計の1つが一時82度に達したと発表した。昨年12月に宣言した冷温停止状態以降で最高値。80度を超すと冷温停止状態の条件を満たさなくなる。東電は注水量を増加させる準備を進めている。

 東電は、原子炉内のガスを分析し、放射性キセノン135が検出されていないことから、溶融燃料の核分裂が連鎖的に進む「臨界」反応は起きていないとしているが、同日中に臨界防止のためホウ酸1トンを入れる。

 2号機の圧力容器下部の3つの温度計のうち、ほかの2つは35度前後で安定している。

 東電によると、同日午後2時すぎに、温度上昇を続けていた温度計の1つが82度を示したといい、東電は同2時20分、保安規定が定める「運転上の制限」を満足していないと判断、経済産業省原子力安全・保安院に連絡した。
---ここまで


2号機、82度に一時上昇=東電「再臨界ない」、注水増へ−福島第1
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2号機、82度に一時上昇=東電「再臨界ない」、注水増へ−福島第1

 東京電力は12日、福島第1原発2号機の原子炉圧力容器底部に3カ所ある温度計のうち、突出して高い数字を示している温度計が11日夜に冷却水注入量を毎時1トン増やした後も上昇し、12日に約82度を示したと発表した。残り2カ所は35度程度で緩やかな低下傾向にある。
 東電は12日未明に原子炉内のガスを分析。キセノン135が検出限界未満であることから、溶融燃料の核分裂が連鎖する再臨界が起きていないと確認したが、同日中に再臨界を防ぐホウ酸水を改めて注入するとともに冷却水を毎時3トン増やし、過去最大レベルの同約18トンにする。(2012/02/12-16:21)
---ここまで

2号機原子炉 74.9度 「冷温停止状態」宣言後の最高温度 追記:午前10時78.3度に上昇!!


追記:12:15 午前10時78.3度に上昇!!
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2012/02/12 12:12:58
福島第1原発2号機の温度上昇、78度に!
東京電力は福島第1原発2号機の原子炉圧力容器底部の温度が78・3度に上昇したと発表。 2012/02/12 11:43 【共同通信】
2号機原子炉 「冷温停止状態」宣言後の最高温度 http://t.co/YPmbnlNC




再度、急上昇!?

6日 73.3度
8日 64.1度
10日 71.1度
11日午後9時 73・3度
11日午後10時 72・5度
11日午後11時 74.9度

11日午後11時 注水量を14.6トンに増やす
12日午前0時 71.1度
12日午前1時 69.5度
12日午前2時 71.9度

要注意です

関連:
2012年02月11日21:47
2号機原子炉 下がらない温度 再び71度台



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2号機約75度に上昇 注水増やす
---ここから
2号機約75度に上昇 注水増やす
2月12日 1時57分

東京電力福島第一原子力発電所の2号機の原子炉の一部で温度が上昇している問題で、11日夜、温度計の1つが75度近くを記録し、東京電力は、原子炉への注水量をさらに増やす対策を取りました。この温度は、去年12月、政府と東京電力が、「冷温停止状態」を宣言したあとで、最も高くなっています。

福島第一原発の2号機では、原子炉の底にある温度計の1つが先月下旬から徐々に上昇し、今月6日には73.3度を記録したことから、東京電力は、7日、原子炉への注水量をこれまでで最も多い1時間当たり13.5トンに増やしました。
その結果、この温度計は、8日に64.1度まで下がりましたが、10日夜から11日夜にかけて、再び71度台を記録するようになり、11日午後11時には74.9度まで上昇しました。
この温度は、注水量を増やす前の73.3度をさらに上回っていて、去年12月、政府と東京電力が、原子炉の温度が100度以下に下がったとして、「冷温停止状態」を宣言したあとで最も高くなっています。
こうしたことから、東京電力は、11日午後11時前に2号機の注水量をさらに増やして、14.6トンにする対策を取りました。
東京電力によりますと、▽12日午前0時には71.1度、▽1時には69.5度、▽2時には71.9度になったということです。
「冷温停止状態」を受けて、東京電力が見直した新たな規定では、温度計の誤差が最大で20度あることを考慮して、原子炉の温度を80度以下に維持することを定めています。
原子炉の底にあるほかの2つの温度計は、35度程度まで下がっているということで、東京電力は、「原子炉が危険な状態になっている訳ではないが、監視を続けたい」と説明しています。
---ここまで


2号機温度、約75度に上昇=冷却水、毎時1トン増で対応−福島第1
---ここから
2号機温度、約75度に上昇=冷却水、毎時1トン増で対応−福島第1

 東京電力は11日、福島第1原発2号機の原子炉圧力容器底部に3カ所ある温度計のうち、60度台後半で推移していた温度計が同日夕から再び上昇し始めたため、冷却水の注入量を毎時1トン増やして同14.6トンとした。同温度計は11日午後11時に74.9度を示す一方、同じ高さにある残り2カ所の温度計は35度程度で推移しているという。(2012/02/12-00:43)
---ここまで


温度74度超、注水量増やす 福島原発、2号機圧力容器
---ここから
温度74度超、注水量増やす 福島原発、2号機圧力容器

 東京電力は12日未明、福島第1原発2号機で原子炉圧力容器底部の温度が上昇したため、冷却のための注水量を増やしたと発表した。

 温度は10日夕から11日夕は67〜71度で推移していたが、11日午後9時に73・3度、午後10時に72・5度、午後11時に74・9度に上昇した。

 これまでは給水系と炉心スプレー系の2系統から毎時計13・6トンを注水していたが、午後10時45分に給水系からの注水量を1トン増やし、計14・6トンにした。

 高い温度を示しているのは、三つのうち一つの温度計。他の二つは35度前後を示しており、東電は引き続き温度の傾向を監視するとしている。

2012/02/12 03:03 【共同通信】
---ここまで

2号機原子炉 下がらない温度 再び71度台


コントロールできていない状態ですね

6日 73.3度
8日 64.1度
10日 71.1度
11日 71.3度

要注意です

関連:
2012年02月07日11:58
2号機原子炉 ホウ酸注入 注水量を増やしても温度横ばい
2012年02月08日12:25
2号機原子炉 温度微減 66・7度



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福島第一原発2号機 再び71度台
---ここから
福島第一原発2号機 再び71度台
2月11日 21時0分

東京電力福島第一原子力発電所の2号機で、原子炉の温度計の1つが高い値を示している問題で、4日前に注水量を増やしたあと一度は温度が下がったものの、10日夜から11日にかけて、再び71度台を記録し、温度が下がっていないことが分かりました。

福島第一原発の2号機では、原子炉の底にある温度計の1つが、先月下旬から徐々に上昇して、70度前後から下がらない傾向が続き、東京電力は、7日、原子炉の注水量を増やし、これまでで最も多い1時間当たり13.5トンにしました。
その結果、温度計の値は6日に73.3度を記録しましたが、8日に64.1度まで下がりました。
ところが、その後温度が再び上がっていて、▽10日午後9時に71.1度、▽11日午前3時と9時には71.3度と、注水量を増やす前とほぼ同じ高さに戻り、温度が下がっていないことが分かりました。
原子炉の底のほかの2つの温度計は、35度程度まで下がり続けていて、東京電力は、「燃料の冷却はできているので、もうしばらく状況を見守る。しかし、これ以上上昇したら注水量をさらに増やすことも考える」と説明しています。
福島第一原発では、去年12月、原子炉の温度が100度以下に下がったとして、政府と東京電力が「冷温停止状態」を宣言していますが、原子炉の状態は、依然、詳しく把握できない状況が続いています。
---ここまで


2号機の温度、高止まり 福島第一原発 東電は「安定」
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2号機の温度、高止まり 福島第一原発 東電は「安定」

 東京電力は11日、炉心溶融事故を起こした福島第一原発2号機の原子炉圧力容器の底の温度は依然として高い状態が続いていると発表した。しかし、原子炉への注水量を増やしたことで温度上昇は止まり、原子炉の状態は安定しているとの見方を示している。

 東電によると11日午後5時の温度は69.5度。午前9時は71.3度だった。原子炉への注水量を増やした7日未明以降、64〜71度の間で推移している。

 原子力設備管理部の小林照明課長は「注水量を増やして温度上昇は止まったものの、高止まりの状態が続いている。もうしばらく状態を監視して様子をみたい」と話している。
---ここまで

2号機原子炉 温度微減 66・7度


6日午前7時 73・3度
7日午後5時 68・5度
8日午前5時 66・7度

注水量を大量に増やした効果が出ている?ようです。

関連:
2号機原子炉 ホウ酸注入 注水量を増やしても温度横ばい



2号機の原子炉温度が微減 福島第1原発
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2号機の原子炉温度が微減 福島第1原発

 東京電力は8日、原子炉圧力容器の温度が上昇した福島第1原発2号機について、同日午前5時の測定結果は66・7度だったと発表した。7日午後5時から1・8度下がった。

 その後わずかに上昇したが、東電は「全体として温度は低下傾向にある」としている。

 三つある温度計の一つが、52度だった今月1日から上がり始め、6日午前7時に73・3度まで上昇。東電は注水量を増やし、監視している。

2012/02/08 11:48 【共同通信】
---ここまで

2号機原子炉 ホウ酸注入 注水量を増やしても温度横ばい


心配です。

核分裂を抑えるホウ酸約1トンを注入
原子炉への注水量を毎時約3トン増やし、13・5トンに変更
原子炉の温度は午前5時が72・2度、午前6時は70・1度で横ばい

ホウ酸注入は念のためだと思いますが、注水量を増やしても温度横ばいなのは心配です。

関連:
2号機原子炉 温度が上昇中
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温度再上昇の2号機原子炉、注水量増やす
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温度再上昇の2号機原子炉、注水量増やす

 東京電力福島第一原子力発電所2号機の原子炉圧力容器底部の温度が再上昇している問題で、東電は7日、原子炉への注水量を毎時約3トン増やし、13・5トンに変更したと発表した。

 同日午前4時半頃に注水を増やした後、原子炉の温度は午前5時が72・2度、午前6時は70・1度で横ばい状態が続いている。

 2号機では、1月下旬以降、冷却水を移送する仮設配管を交換し、2系統ある原子炉注水配管の注水量が段階的に変更されたため、1月27日に45度だった原子炉の温度が70度前後まで上昇した。6日に行った原子炉内の気体分析の結果から、東電は再臨界の恐れはないとみているが、注水を増やすのに先立ち、念のため、核分裂を抑えるホウ酸約1トンを注入した。

(2012年2月7日11時05分 読売新聞)
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2号機底部の温度下がらず 注水増でも70度前後
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2号機底部の温度下がらず 注水増でも70度前後
2012/2/7 11:08

 東京電力は7日、福島第1原子力発電所2号機の圧力容器底部の温度が同日午前も70度前後で推移していると発表した。午前4時すぎから毎時の注水量を約3トン増やして約13.5トンにしたが、温度は午前6時に70.1度、8時も71.4度、10時が69度。東電は引き続き温度変化を監視し、注水量や注水方法の調節を試みる。

 2号機の圧力容器底部の温度は1月末まで50度前後で安定していたが、2月に入り、3つある温度計のうち1つが上昇傾向に転じた。6日午前には73.3度まで上がり、その後も70度前後。残り2つはほぼ変化がない。

 東電は冷却水を入れる配管を交換したために炉内の水の流れが変わり、温度計付近の燃料の冷却効果が下がったのが原因とみている。半減期(放射性物質が半分になる期間)の短い放射性キセノンが検出されていないことを根拠に、核分裂が連続して起こる「再臨界」の可能性は否定した。5日から段階的に注水量を増やし、6日夜には再臨界を防止する働きのあるホウ酸を入れた。

 政府と東電は昨年12月、原子炉が安定した「冷温停止状態」に達したと宣言。圧力容器底部の温度が100度以下であることが条件の一つだが、温度計の誤差を考慮すると温度は80度以下に維持する必要がある。

 細野豪志原発事故担当相は7日の閣議後記者会見で、注水の変更など「安定性のレベルを上げていくプロセスの中で一時的に不安定な状況が生じる可能性がある」との見方を示した。
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2号機原子炉 温度が上昇中


先月27日 45度
6日朝 73度


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2号機原子炉 高温の状態続く
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2号機原子炉 高温の状態続く
2月6日 12時18分
東京電力福島第一原子力発電所の2号機の原子炉で、温度計の1つが上昇傾向を続けていて、東京電力は原子炉への注水を増やしていますが、6日朝も73度余りを記録し、温度は高い状態が続いています。
福島第一原発の2号機では、原子炉の底にある温度計の1つが、先月27日には45度前後を示していたのが、その後、徐々に温度が上がって、5日午後4時には71.7度となり、およそ10日で25度以上も上昇しました。このため東京電力は、6日午前1時半ごろに、原子炉への注水量を1時間当たり1トン増やして、10.6トンとする対策を取りましたが、6日午前7時で73.3度を記録し、温度は高い状態が続いています。東京電力によりますと、原子炉の底にあるほかの2つの温度計は44度程度を示しているため、配管の工事に伴って原子炉に入れる水の流れが変わり、溶け落ちた燃料の一部を十分に冷やせなくなった可能性が高いと説明しています。福島第一原発では、去年12月、政府と東京電力が1号機から3号機の原子炉で100度以下に下がったとして、「冷温停止状態」を宣言していますが、原子炉の状態は依然、詳しく把握できない状況が続いています。東京電力は「冷温停止状態を受けて定められた新たな規定では、原子炉の温度を80度以下に抑えるよう求められているが、今の状態は、原子炉全体としてはまだ冷やせている段階で、『冷温停止状態』を維持していると考えている」と話しています。
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2号機 内視鏡映像


【参考資料】福島第一原子力発電所2号機 原子炉格納容器内部調査状況(PDF 290KB)

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